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この記事は、三越伊勢丹が運営する、「FOODIE」の提供でお送りします。
1年のスタートであるお正月の食卓は、気合を入れてハレの気分を演出したい。でも慣れない漆や赤絵の食器を使いつつ、バランスよくまとめるというのは、なかなか難易度が高いものです。
そこで、今回はお正月らしい和の雰囲気がありながらも、軽やかさと華やかさを備えたテーブルコーディネートのコツを、スタイリストの国松遥さんに教えていただきました。クリスマスのテーブルコーディネートに続いて、シンプルかついまどき感のあるスタイリングは必見です!
お正月ムードを手軽に演出するコツは?
「手軽にお正月ムードのある食卓に仕上げるポイントは、3つ。①お正月カラーの紅白を基調にまとめる、②和の素材をバランスよく取り入れる、③お正月らしさの出る植物で雰囲気を盛り上げる、ということです。
今回は、ハレ感がありながらも、新しい年を迎えるキリッとした気持ちをゲストとシェアしたい、そんなおもてなしのテーブルをイメージしました。和のものだけで固めると重厚で格式高い雰囲気になりますが、抜け感のある色や素材を適時入れることで、テーブルに軽さが生まれます」
【スタイリングのポイントまとめ】
今回のスタイリングのポイントはこちら。それぞれについて以降で紹介していきます。
Point①:お正月カラーの紅白を基調にまとめる
Point②:和の素材をバランスよく入れる
Point③:お正月らしい植物で雰囲気を仕上げる
Point①:お正月カラーの紅白を基調にまとめる
「テーブルを紅白のお正月カラーでまとめると、一気におめでたい雰囲気になります。今回は軽さを出したかったので、白をベースに、赤が引き立つようポイント使いに抑えたバランスで配置しました。
そこに黄色やピンク、水色の豆皿を差し色的に入れることで、かわいらしさも加えています。こまごまとした小皿や豆皿は、敷き皿としてプレートにのせるとすっきりまとまりますよ」
今回のテーブルの主役は、金の鶴の絵柄が華やかでかわいい蓋付きの漆の器。クロス、プレースマット、敷き皿と、ベースを白でまとめることで、漆器の赤が目に鮮やかに映ります。
PICK UP:蓋に描かれたおめでたい金の鶴が目を引く
朱塗りに金の鶴、というおめでたい柄がひとつ加わるだけで、お正月ムードが一気にアップ。中は黒塗りなので、煮豚やローストビーフなどのメインのお料理はもちろん、きんとんや数の子など色味が鮮やかなおせちを盛り付けても映えそうです。「キャラメルBOX」という名前の通り、普段は菓子入れなどとしても使えます。
PICK UP:毎日の食卓でも使い勝手抜群
普段から大活躍間違いなしの<たち吉>の豆皿は、美濃焼のもの。菊の花のようなかわいらしいフォルム、薄手の口元で、食卓に上品な印象を与えます。お正月のテーブルでは、黒豆や紅白なます、金柑など、少しずつつまみたいおせちの盛り付けや、お刺身のお醤油皿などに。
PICK UP:カラフルで縁起のいい吉祥小皿
パステルカラーが愛らしい有田焼の小皿は、帯、松、扇、三つ葉、瓢箪という吉祥文様の5枚セット。脚付きのため、テーブルに立体感が生まれます。伊達巻、黒豆など、小さめのおせちなら何を載せてもかわいく決まること間違いなし。おもてなしに使えば、ゲストから歓声が上がりそう。
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