塩納豆は手作りもできる!

納豆と塩、麹、昆布から作られる塩納豆ですが、実はご家庭でも作ることができるんです。市販の納豆を利用して、炊飯器の保温機能を使って発酵させるのでそれほどむずかしくありませんよ。ひと口食べると麹の甘さがふわっと広がります。ぜひ挑戦してみてくださいね。

材料(作りやすい分量)

・納豆(できれば大粒のもの)……400~500g ・麹……150g ・納豆昆布……10g ・みりん……大さじ3 ・酒……200cc ・水……70cc ・塩……大さじ1/3~2/3

作り方

1. 炊飯器に納豆と麹を入れ、みりん、さけ、水、塩をひと煮立ちさせたものを加えたら、炊飯器の「保温」スイッチを押します。 2. 途中でかき混ぜながら2時間ほど保温し、麹がやわらかくなるまで保温します。 3. 味を見て塩加減を調節し、さらに2時間ほど置いたらできあがり。保存容器に移し替えて冷蔵庫で1週間ほど保存できますよ。

作るときのコツ

納豆昆布とは、ねばりのあるがごめ昆布と旨みのある真昆布を混ぜ合わせたもの。納豆昆布が手に入らない場合は、がごめ昆布やがごめ昆布入りのブレンドされた昆布で代用して作ってみてください。

味付けやかき混ぜは必要なし!普通の納豆より食べやすい「塩納豆」

納豆をよく食べるという方でも、「塩納豆」はご存知なかったのではないでしょうか。山形県酒田市の伝統食の1つですが、おいしさの割にあまり知られていない商品でもあるんです。普通の納豆よりもさらっとしていて納豆特有の風味は強くなく、旨みたっぷりなので白いご飯にのせるだけでもりもりすすみますよ。 通販でも買うことができるので、納豆がお好きな方はもちろん、納豆が苦手な方もぜひ塩納豆を試してみてくださいね。
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