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おせちの由来は?詰め方にルールはある?
昔は季節ごとに作物の収穫を神様に感謝する習慣があり、その節目を「節句」、節句のときに食べる料理を「お節句(おせちく)」と呼んでいました。これが現在、特に大切な節目であるお正月にふるまわれるようになったのが「おせち」なんです。
おせちはコース料理のように構成されています。3段のお重に入れる場合は、一の重には「祝い肴」や子供も食べられる甘い「口取り」を入れましょう。二の重には「焼き物」「酢の物」「海の幸」、三の重には「煮物」「山の幸」を入れるのが一般的です。
また、ひとつの重に詰める品数は吉数である5・7・9品がよいとされているんですよ。
【一の重】おせち料理7選
1. 玉子焼き器でできちゃう♪「伊達巻」
材料(2〜3人分)
・卵……3個
・はんぺん……1枚(100g)
☆だし汁……大さじ3杯
☆酒……小さじ2杯
☆砂糖……40g
☆薄口醤油……小さじ2杯
・サラダ油……小さじ1杯
出典: macaro-ni.jp
ふっくらなめらかで甘い伊達巻は子供たちにも大人気の定番料理ですよね。
切る前の伊達巻は巻物にそっくり。このことから「知識が増えるように」との願いが込められています。卵焼き器で簡単に作れるのでぜひチャレンジしてみてください。
2. 子どもにも大人気「栗きんとん」
材料(4人分)
・さつまいも……500g
・栗甘露煮……150g
・くちなしの実……1粒
☆みりん……大さじ3杯
☆砂糖……110g
☆栗甘露煮のシロップ……大さじ3杯
☆塩……少々
出典: macaro-ni.jp
まるで黄金に輝く財宝のような栗きんとんは豊かな一年を願って食べられてきました。トーストやパイ生地でリメイクしてもおいしくいただけるので、たくさん作っておけばおせちに飽きたときでも気分を変えてたのしめますよ。
3. 香ばしくて止まらない♪「田造り」
材料(5人分)
・ごまめ(いわしの幼魚)……50g
☆酒……大さじ1杯
☆みりん……大さじ1杯
☆砂糖……大さじ2杯
☆しょうゆ……大さじ1と1/2杯
・白ごま……大さじ1杯
出典: macaro-ni.jp
田造りの材料である片口イワシは、かつて農作物の肥料として使われていました。このことから五穀豊穣を願う意味が込められています。
甘じょっぱくて香ばしい田造りはお酒の肴にもぴったり。調味料と炒るだけなので簡単につくれますよ。
4. ふっくらツヤツヤ「黒豆」
・材料(4〜6人分)
・黒豆……200g
・水……1500cc
・砂糖……200g
・しょうゆ……大さじ1杯
出典: macaro-ni.jp
黒く日焼けするほどマメに……勤勉と健康への願いが込められたメニューです。
5日間保存ができるので、三が日がすぎても食べられますよ。たくさん作っておいてスイーツにリメイクしたり、食事の付け合わせにするのもおすすめ。
5. うま味がぎゅっと「にしんの昆布巻き」
・材料(3人分)
・身欠きにしん(ソフト)……2枚
・昆布……8枚
・かんぴょう……8本
・昆布の戻し汁……200cc
・酒……大さじ3杯
☆みりん……大さじ2杯
☆砂糖……大さじ2杯
☆しょうゆ……大さじ3杯
出典: macaro-ni.jp
にしんには「子宝に恵まれますように」との意味があります。そして昆布巻きは「よろこぶ」とかけた縁起物。二重におめでたいこちらのレシピはふっくらとした食感と昆布のうま味が魅力。お酒にもご飯にもぴったりのひと品です。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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