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マクロビ(マクロビオティック)は日本で生まれたもの
マクロビオティックは、『マクロ』と『ビオスティック』を合わせた造語で、日本で生まれた食の考え方のことを指します。日本の伝統的な健康食の方法に、中国由来の食の陰陽のバランスを組合わせたものなんです。桜沢如一氏によって確立されたあと、その思想は民間にも広く伝えられるようになりました。
マクロビが大切にしている思想
身土不二
仏教用語で、身体と地元の土地から生まれた食は切り離せないということ。つまり、地産地消で自分の土地に根付いたものを食べましょうという食の考え方です。
一物全体
すべての生命は、むだなものを1つも持たずに生きていているという考えのことです。
その上で、どれかを切り離して食べず、そのものを丸ごと食べようという食の考えが生まれました。例えば精米や野菜の皮をむくこと、根菜の葉も利用すること、魚は丸ごと食べることなどがあげられます。
マクロビの陰陽バランス
「陰」と「陽」は植物の生え方、調理法、色、採れる地域などその食べ物に応じて細かい仕分け方法があります。例えば生え方。野菜は地上に伸びる野菜は「陰」と区分けされて体を冷やすと考えられています。反対に地中に伸びる根菜のような野菜は「陽」と区分けされ、身体を温めると考えられています。このように区分けされた食べ物がどれも偏ることなく、バランスよく食べることを推奨しているのが陰陽のバランスです。
マクロビの食事方法
主食
主食のコメは、精米された米よりもよりミネラル、ビタミンB6に優れている玄米を選びます。パンを食べる場合は加工済みの小麦粉よりもよりカルシウムやマグネシウムが含まれる全粒粉を選びます。(※1)
たんぱく質
お肉を食べないイメージの強いマクロビですが、極力避けたほうがよいでしょう。お肉の食べ方により、消化にかかる体の負担も大きいためです。大豆製品を中心に体に負担のない栄養を摂っていきます。
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