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まるで水彩画のよう。琥珀羹の露が輝くきんとん<京菓匠 鶴屋吉信>
この記事は、三越伊勢丹が運営する、「FOODIE」の提供でお送りします。
四季折々の風情を和菓子で表現する<京菓匠 鶴屋吉信>にこの季節だけお目見えするのは、あじさいをかたどった、きんとん。
緑色、紫色、薄黄色の色鮮やかなきんとんに、小さく刻んだ琥珀羹を散りばめ、きらきらと輝く露を表現しています。中のつぶ餡はあっさりと上品な甘さで、日本茶はもちろん、紅茶、コーヒーともよく合います。
<ばいこう堂>雨をモチーフにした色とりどりの和三盆
香川県産の「さぬき和三宝糖」を伝統の技で作り上げる、和三盆菓子の銘店<ばいこう堂>。季節の干菓子「初夏の虹」は、虹やてるてる坊主、傘をさす子どもの後ろ姿など、現代的でカラフルなデザインが斬新です。
和三盆特有の風味や、スッと消えていく口どけのよさを、ぜひじっくりと味わって。日持ちするので、贈り物にもおすすめです。
思わずにっこり。キュートな焼きまんじゅう<青柳総本家>
明治12年創業、「ういろう」で有名な名古屋の老舗菓子店<青柳総本店>。名古屋土産として親しまれる「カエルまんじゅう」は、愛嬌たっぷりなビジュアルが特徴の焼きまんじゅうです。
香ばしい焼き色の皮の中には、しっとりとした甘さ控えめのこし餡がぎっしり。カエルの顔は一つひとつコテで焼きつけているため、表情が少しずつ異なります。遊び心を感じるパッケージにも思わず顔がほころびそう。
古寺に咲く紫陽花を写した淡色の金平糖<豊島屋>
銘菓「鳩サブレー」で知られる、鎌倉の老舗和菓子店<豊島屋>。紫色や桃色、水色や黄緑色に色づけした可憐な金平糖には、雨季になると各所にあじさいが咲き誇る、鎌倉の風情が表現されています。
器に盛れば、情緒あふれるおもてなしにも。口に含むと優しい甘さが広がる、繊細で美しいひと品です。
マスカットの魅力をまるごと閉じ込めた果実菓子<賚果 源 吉兆庵>
<源 吉兆庵>の姉妹ブランドとして、季節ごとの果実菓子を提案する、伊勢丹新宿店のオリジナルブランド<賚果 源 吉兆庵>。雨の雫のような形の「宝掌珠」は、ぶどうの女王とも呼ばれる岡山県産の「マスカット オブ アレキサンドリア」を丸ごと求肥で包んで仕上げたものです。
表面にまぶした砂糖の舌触りや果実の皮がはじける食感、口いっぱいにあふれる爽やかな果汁の見事な調和は、まるでひと粒に込められた芸術。常温はもちろん、冷やしてもおいしくいただけます。
雨の季節の魅力に改めて気づかせてくれる、色とりどりの和菓子たち。ついついこもりがちになってしまう雨の日に、美しい和菓子を手土産にお出かけするのも素敵ですね。
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