6. 小腸

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お肉屋さんで「ホルモン」と頼めば、こちらが出てくることも。ホルモンを代表する小腸は、もつ鍋やホルモン焼、こてっちゃんでも使われる人気の部位です。甘みのある脂が人気で、皮部分の食感もよく、噛むほどに旨みが広がります。

7. 大腸

小腸よりも脂の部分が少なく、肉厚でしっかりとした食感が特徴のホルモンです。しま模様があることから、シマチョウと呼ばれることもあります。ていねいな処理が必要となる部分でもあり、おいしいお店を見極めるポイントとしても注目。

8. テール

テールは、その名のとおり牛のしっぽです。よく動かしている部分なので、筋肉が多くしっかりとした肉質が特徴です。またお肉の味も濃く、だしを取ってスープにする「テールスープ」でもお馴染みですよね。

レア系ホルモンの種類

9. マメ

腎臓をマメと言います。クセのある味わいですが、日本での流通が少なく、見かけた際にはぜひ挑戦していただきたいホルモンです。脂肪が少なく、鉄分やビタミンB2が豊富に含まれます。焼肉のほか、バター焼きやみそ煮、中国では火鍋でいただくことも。

10. ハチノス

牛の4つの胃のうち、第二の胃がこちらのハチノスです。蜂の巣のような網目状のヒダが特徴で、イタリア料理のトリッパなど煮込み料理によく使われます。ほんのりとした甘みのある脂の味わいが楽しめます。

11. センマイ

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4つの胃のうち、第三の胃がこちらのトリッパ。小さな棘のようなものが無数にあるのが特徴で、見た目が苦手だという方も多いかも。ホルモンの中でも脂は少なく、食感を楽しむ部位です。多少においがあるホルモンなので、好き嫌いが分かれることも。
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