流し菓子

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流し菓子とは、生菓子より水分量を少なくさせ日持ちをながくした和菓子ですが、製造方法は生菓子とほとんど変わりはありません。流して形を成型した種類が「流し菓子」と呼ばれています。

流し菓子の代表的な和菓子名

・ようかん(寒天を加えたあと煮詰めて流動状にしたあんを、型で成型して作る) ・きんぎょく(寒天と砂糖を煮詰めて型に流し固めた流し菓子)

練り菓子

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練り菓子は、生菓子と製法は同じで水分量が違います。日持ちは生菓子より長く、もち米やあんを主材料として使い生地を練り上げて作ります。

練り菓子の代表的な和菓子名

・ぎゅうひ(白玉粉を主原料に使い、砂糖を加え練り上げて作る薄い餅のような生地) ・ねりきり(砂糖を加えたあんを練って形を成型した練り菓子)

砂糖漬け菓子

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砂糖漬け菓子は、原材料の風味を壊さず砂糖で甘く砂糖漬けされて作られた製法で、果物・豆類や昆布・野菜類など素材の味を生かした半生菓子です。

砂糖漬けの代表的な和菓子名

・甘納豆(小豆やうぐいす豆などを砂糖に漬け、煮詰めて作った砂糖漬け菓子) ・文旦漬け(サボンなどの柑橘類くだものを砂糖漬けし、煮詰めて乾燥させ白砂糖をまぶした砂糖漬け菓子)
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