ライター : macaroni 編集部

ドンキの「焼き芋」がおいしいと評判!

Photo by macaroni

ドン・キホーテに行ったことがある人なら、きっと覚えがあるはずです。入口付近に漂う、食欲をそそる甘いにおい……。発生源は「焼き芋」。「やみつき必至!」と主張するファンも多いドン・キホーテきっての人気商品ですが、気にはなっていたけど買ったことはない、という声をよく聞くんですよねえ。
心の底から思うのですが……あれを食べずにいるだなんて、もったいない! 私もこの企画のために購入したのがはじめてだったのですが、ひと口で、いえ、ふたつに割って一見しただけで食べずにいたことを後悔しました。 この記事では、そんなドン・キホーテの焼き芋について、その味わいと、余ってしまった時に知っておきたい保存法、その焼き芋をよりおいしく食べる方法をご紹介します。

ドンキの焼き芋を買ってみた

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さっそくですが、こちらがドン・キホーテで売られている焼き芋。お腹の“ド“の字が愛くるしいマスコットキャラクター、ドンペンくんの姿をプリントした紙袋に入れた状態で焼き石の上に置かれていました。macaroni編集部の近隣店舗、ドン・キホーテ 中目黒本店では、毎回90分かけて焼き上げているとのこと。

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品種は基本的に紅はるかと決まっていて、糖度12〜13度くらいのものを仲卸から仕入れているといいます。
お値段は120円(税抜)。焼き芋屋さんや街のスーパーで売っているものと比べるとかなり安価ですよね。ただ、ドン・キホーテの店舗ごとに価格は異なるようで、100〜150円程度で売られていることが多いという情報も。
お店に行ったとき、ちょうど焼き上がりのタイミングだったので、さっそく買ってみることにしました。

ドンキの「焼き芋」を食べてみた!

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皮に焦げ目が入ったドンキの焼き芋。長さはざっと20cm以上あり、太さも十分です。紙袋の真ん中にはミシン目が入っていて、手を汚す事なく食べられるようになっています。あまり行儀はよくありませんが、食べ歩きするにも便利ですね。

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真ん中で割ると、裂け目からあふれるように湯気がたちました。手で持てないというほど熱くはないんですが、なかはホカホカ。焼き具合もちょうどよく、パリパリになるまで焼かれた皮の内側はほのかに焦げ目があるくらいです。果肉は糖度の高さを示すようにねっとりとして、蜜が入ったところどころがつやつやとしています。

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ほどよく焼けた部分にかぶりつき、その味を確かめてみます。……甘っ!焼き芋ってこんなに甘い食べ物だったでしょうか!? 紅はるか自体、甘みの強い品種ですが、その特徴がしっかり生かされているという感じ。クリーミーでやわらかな食感も相まって、まるでスイートポテトのようです。 焼きムラの影響か、食べる場所によって食感は変わり、ホクホクとしたところもあれば香ばしさを感じる硬い部分もあります。そして、その変化がまた楽しい。彩り豊かな感触と、焼き芋ならではの香り、とびっきりの甘さ……、たしかにやみつきになりそうなおいしさでした。

買いすぎちゃった!保存はできる?

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120円(税込)とは思えぬ味わいに、勢い余って追加で3本買ってしまいました。……我に返ったのは編集部に帰ってから。お腹にはすでに1本焼き芋が収まっていますし、さらに3本となると食べきれそうにありません。焼き芋って保存がきくんだっけ?
答えはYES。焼き芋は冷めても味が極端に落ちることがありませんから、新聞紙やキッチンペーパーに包んだ状態なら常温でも数時間から1日程度(気温の高い季節は除く)なら味の劣化を気にせずにおいしくいただけそうです。

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さらに、ラップに包んで冷蔵するなら2日程度、冷凍庫なら2週間から1ヶ月程度は保存がきくはず(食べかけの場合はこの限りではありません)。というわけで、これら3本は冷やして保管し、あとで手を加えて楽しむことにしました。 そうして後日作ったのが、以下で紹介する、数分で手軽に作れるアレンジ料理3品。材料にした焼き芋の味が良かったせいか、どれも思った以上の仕上がりとなりました。

余った焼き芋を食事やおやつに!アレンジレシピ3品

5分調理!即席キャラメルポテト

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用意するのは余った焼き芋。焦げた皮は除き、両端をカットして、2〜3cmの厚さに切り分けます。フライパンにバターを入れて加熱し、溶けたら焼き芋を並べてください。フタをして弱火で両面に火をとおし、少し焼き色がついたらフタを外して砂糖、水の順で加えます。強火で煮詰め、カラメルバターを焼き芋の全体に絡めてできあがり。
そのままでもスイートポテト的な風味を楽しめたドンキの焼き芋が、より甘やかで風味豊かな仕上がりに。わずか5分でできるスイーツとは思えない濃厚味になりました。果肉がやわらかすぎると加熱中崩れてしまったりフライパンにくっついたりするので、ある程度の堅さになるまで冷めた焼き芋で試してみてください。

大学いも

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小さめのフライパンに油を入れて熱し、角切りにした焼き芋を焼き直します。焼き色がついたらキッチンペーパーの上に広げ、粗熱をとりつつ余分な油を吸わせてください。焼き芋を器に移し、メープルシロップを絡めたら、最後にゴマをふって完成です。
ドンキの焼き芋がかなり甘いので、メープルシロップはごく少量で十分です。ゴマの量はお好みで。香ばしいほうが好きな方は黒ごまをかけてもいいと思います。 本来の大学いもとは少し風味が異なりますが、コク深い味わいはクセになる類のもの。調理時間はこちらも5分。小腹が空いたときにちょちょいと作ってすぐ食べられるおやつです。
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