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「紅はるか」って?
特徴
紅はるかとは、(独)九州沖縄農業研究センターによって2010年に品種登録された比較的新しいさつまいもの品種です。「九州121号」と「春こがね」を交配させて誕生しました。
収穫は苗の植え付けから130日前後で、大抵のさつまいもと同じ時期です。さつまいもは収穫してからしばらく貯蔵することによって甘みが増すので、食べごろとなるのは11月以降です。
産地
紅はるかの主な産地は、大分県、宮崎県、茨城県など。それぞれ、大分では「甘太くん」、宮崎では「葵はるか」、茨城では「紅天使」というブランド名で栽培、販売しています。
紅はるかの味わい
紅はるかは糖度が高く、加熱するとしっとりとした食感に。甘いさつまいもといえば「安納芋」が有名ですが、この紅はるかもそれに近い甘さとくちどけです。
一般的なさつまいもは焼き芋にしても糖度50度程度ですが、紅はるかの焼き芋は糖度60度にもなるんだとか。まさにそのままでスイーツ。驚異的な甘さです。
他の品種との違い
人気のさつまいもの品種には、シルクスイート、紅あずま、鳴門金時、安納芋などさまざまな品種がありますね。簡単にどんな違いがあるのか紹介しましょう。
まず、もっとも一般的なさつまいもというと紅あずまでしょう。日本一生産量の多いさつまいもといってもよく、食感もしっとりとしておいしいさつまいもです。
甘さでいうと、今もっとも人気の「蜜芋」タイプ。安納芋やシルクスイート、紅はるかもそれにあたります。
ほか、ねっとり系かほくほく系かという違いもあります。安納芋はねっとり系、一方紅はるかや鳴門金時などはほくほく系。食感に好みがある方は甘さよりもねっとり系かほくほく系かの違いで選ぶといいでしょう。
おすすめの食べ方は?
- 1
- 2
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