ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

ソーセージもシビ辛…!

Photo by muccinpurin

花椒をたっぷり使った麻婆豆腐に、山椒を効かせたしびれ鍋など……2018年は空前のシビ辛ブームが到来中。さまざまな料理で山椒・花椒が辛いもの好きをヒーヒーうならせています。 そんなブームの波がついにソーセージにまで! カルディで偶然見つけた「北海道産豚肉の山椒ソーセージ」は、パッケージこそシンプルなものの、その刺激は本物でした……。

じりじりジューシー!「山椒ソーセージ」

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537円(税込)
ハーブやレモンなどのフレーバーソーセージは市販されていますが、山椒のソーセージって新鮮ですよね。 そもそもこのシビ辛ブームが訪れるまでは、山椒はもっぱらうなぎにかけて食べるもの。それ以外に使ったことはほとんどなかった気がします……。 ソーセージは食べるときにマスタードやケチャップを付ける程度だったので、山椒とのコラボはどんな味がするのか興味津々です。

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豚肉のほかに、塩や砂糖、香辛料が使われています。特別"山椒"の表示がないので、香辛料が山椒にあたるのではないでしょうか。豚肉は北海道産に限定し、産地も同じく北海道。カルディのオリジナルブランド「もへじ」の商品です。 少し細めのウインナーが5本、100g入って真空パックになっています。ソテーする方法もありますが、今回はボイルして、アツアツを試食してみました!

山椒香るパリッと食感!

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ボイルしても見た目はほとんど普通のソーセージと変わりありません。香りは、遠くにほんのりと山椒を感じるような……でも言われなければ気づかないほどのほのかな香りです。 「プリッ!」と折ると、ジューシーな肉汁がジュワっと……!肉汁を逃がさないように慌てて頬張ります。

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見た目に反して、しっかりと山椒を感じる味わい。おそらくウインナー自体も相当味がいいんですが、山椒が入ることで味の輪郭がはっきりして、さらに魅力的な味に。時間差で、舌先が“じりじり”としびれてきます……これです、これこそ山椒の辛さ! これは、お酒によく合うシビ辛です。ボイルでもいいですし、表面のバリッと食感がお好みなら油を敷いたフライパンで軽くソテーするのがおすすめです。香ばしさが加わると、さらにおつまみ感が増しますよ!

追い山椒でホットドッグ!

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山椒好きの筆者が山椒好きにお送りする、山椒尽くしのホットドッグ。千切りのキャベツ1/4個分に、鶏ガラスープの素と酢を小さじ1/2杯入れて袋で揉んで、即席中華ザワークラウトを作ります。 ボイルした山椒ソーセージをのせて、仕上げに山椒を混ぜたマヨネーズと、花椒たっぷりの花椒辣醤をオン。 ピリッと辛い山椒ソーセージに、追い打ちをかけるように花椒のシビレが……!さっぱりとした中華風ザワークラウトが、ひとときの安らぎを与えてくれますが、なぜか山椒のしびれる辛さってやみつきになるんですよね。大人のホットドッグ、かなりおすすめです。

辛さも旨さも合格!

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今回はホットドッグにアレンジしましたが、焼きそばや炒め物の具材として活用しても、いいアクセントになってくれそうな山椒ソーセージ。 辛さだけでなく、山椒独特の香りが、豚肉の甘みをより引き立てていたのも印象的でした。辛いのが苦手な方は、お気を付けを……お好きな方は、きっとハマる味ですよ!

商品情報

■商品名:北海道産豚肉のソーセージ 山椒味 ■価格:537円(税込) ■原産国:日本 ■内容量:100g(5本) ■カロリー:100gあたり330kcal
※本記事は個人の感想に基づいたものです。味の感じ方には個人差がありますのでご了承ください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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