ライター : eri_mar

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料理酒とは

料理酒は、飲用の酒ではなく、料理のための醸造調味料です。食塩のほか、米や麹が入っています。酒税が課税される酒ではなく、食品として販売されているため、日本酒より安いのが特徴。

また、食塩や麹などの調味料が一切入っていない日本酒も料理酒として使用可能です。ラベルには純米酒や清酒と明記されています。

料理酒とみりんの違いは?

みりんは料理酒の一種で、料理酒と同じく麹やアルコールが入っている調味料ですが、甘みがあるのが特徴です。糖類がまったく入っていない料理酒とは違い、料理にコクやてりを与えます。料理の仕上がりの味わいが変わる料理酒とみりんですが、どちらも食材のうまみを逃がさない大事な調味料です。

料理酒の効果

料理酒の効果

  1. 素材のにおい、臭みを消す
  2. 素材をしっとりやわらかくする
  3. 料理にうまみとコクを加える
  4. 風味付け
料理酒は、アルコールによって素材の臭みを消します。料理酒とともに食材を加熱することで、においが一緒に飛び、肉や魚などの臭みを感じさせません。また、下ごしらえのときに料理酒を加えれば、素材がやわらかい仕上がりに。水分を閉じ込めてしっとりとした食感になりますよ。

また、料理酒の原料である米や麹のおかげで、料理にうまみとコクを加えます。食材にうまみを均一に染み込ませる効果も。さらに、料理酒を入れるだけで豊かな風味をプラスできます。

料理酒はいつ入れる?ベストなタイミングとは

料理酒を入れるタイミングは、料理工程の序盤です。ほかの調味料より先に入れてください。アルコールが入っているため、しっかり火を入れてアルコールを飛ばす必要があります。

入れるタイミングが遅いと、アルコールが完全に飛ばなかったり、飛ばすために食材に火が入りすぎたりすることも。早めに入れることで、食材の臭みがしっかり消えて風味豊かに仕上がります。

料理酒でおいしく仕上げよう!

毎日、何気なく料理酒を使っている方が多いのではないでしょうか。そんな料理酒には、実はさまざまな効果があり、入れるだけで料理がワンランクアップする調味料なんです。サッと入れるだけで、食感も風味もよくなりますよ。

そして、料理をおいしく仕上げるには料理酒を入れるタイミングも大事です。この記事を参考にして、ひと味ちがう料理を作ってみてくださいね♪

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