
恵方巻きとは?由来や意味
なぜ節分に恵方巻きを食べるの?
恵方巻きのルーツは関西にあるといわれています。節分の日に食べるようになった由来には諸説あり。有力なのは、江戸時代から明治時代にかけて、大阪ではお祝いごとや商売繁盛を願って食べられていたのが起源だという説です。
当時は「恵方巻き」という名前ではなかったのだとか。「丸かぶり寿司」や「太巻き寿司」などと呼ばれていたようです。
当時は「恵方巻き」という名前ではなかったのだとか。「丸かぶり寿司」や「太巻き寿司」などと呼ばれていたようです。
7種類の具材の意味とは
恵方巻きの具材は、七福神にちなんで7種類入れるのが基本です。七福神とは、大黒天や毘沙門天、弁財天などの7つの神さまの総称。参拝すると「7つの災難が取り除かれて、7つの幸福を授かる」といわれている神さまたちです。
代表的な具材は、かんぴょう、しいたけ、きゅうり、えび、うなぎ、桜でんぶ、卵焼きなど。最近ではサーモンやまぐろなど、魚介を入れる恵方巻きも増えています。使う具材に決まりはなく、7種類入れることで縁起を担いでいるのです。
代表的な具材は、かんぴょう、しいたけ、きゅうり、えび、うなぎ、桜でんぶ、卵焼きなど。最近ではサーモンやまぐろなど、魚介を入れる恵方巻きも増えています。使う具材に決まりはなく、7種類入れることで縁起を担いでいるのです。
意外と知らないルールも!恵方巻きの食べ方
いつ食べる?食べる日や時間
恵方巻きを食べるのは節分の日、つまり2月3日です。食べる時間帯にルールはないので、好きなタイミングで食べてOK。福を呼び込むため、豆まきで家の中を清めたあとに食べるのがおすすめです。
食べ方のルール
恵方巻きは、一般的な太巻きのように切らずに食べるのが基本です。「縁を切らない」という意味があるのだとか。子供が食べる場合や、食べきれる自信がない場合は、小さいサイズのものを準備するのがおすすめです。
食べるときは、「恵方」と呼ばれるその年の福徳を司る神さまがいる方角を向いて食べましょう。願いごとをしながら食べると願いが叶うといわれています。食べている間は、話してしまうと「福が逃げる」とされているので、できるだけ静かに食べてくださいね。
食べるときは、「恵方」と呼ばれるその年の福徳を司る神さまがいる方角を向いて食べましょう。願いごとをしながら食べると願いが叶うといわれています。食べている間は、話してしまうと「福が逃げる」とされているので、できるだけ静かに食べてくださいね。
2022年の方角は?
2022年の恵方は「北北西」です。方位磁石を持っていない場合は、スマホのアプリを使えば簡単に正しい方角を調べられますよ。
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※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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