7. 旬のおいしさを堪能。ブリの香草パン粉焼き

成長するごとに呼び名が変わることから、縁起の良い出世魚とされるぶりは冬が旬で、おせちにも欠かせませんね。脂がのった身とサクサク食感の衣が、絶妙なハーモニーの香草焼き。パン粉に混ぜるバジルとパセリの芳香が食欲を刺激するため、いくらでも食べられます。

8. プリッとたこに濃厚ソース。たことオリーブのトマトソース煮

Photo by macaroni

八本足で末広がり、名前が「多幸」に通じるなど、たこは縁起がよいといわれる食材です。どちらも赤いたことトマトの色は、魔除けの意味合いもあるとされ、まさに洋風おせちにふさわしいひと品。

市販のたこは大半が加熱済みなので、長時間煮る必要はありません。赤色のソースに入った、オリーブの艶やかな黒色が良いアクセントです。

9. お酒がすすむ。数の子とアボカドのマヨネーズ和え

子孫繁栄を願う数の子で、パパッと簡単に作れる前菜です。作り方は小さく切ったアボカドと一緒に、にんにく入りマヨネーズで和えるだけ。画像のようにいくらをトッピングすれば、見た目も豪華です。

数の子の塩気とプチプチ食感、クリーミーなアボカドとのハーモニーがやみつきになる味わい。数の子は、おせちを代表する「祝い肴三種」のひとつでもあります。

10. 甘じょっぱさとあの香りで。ふんわり洋風田作り

作物の豊作を祈願する田作りも、「祝い肴三種」のひとつとしておせちには欠かせません。基本の作り方以外、とくに変わった調理法はないように思えますが、レシピでは意外な調味料でアレンジ。

砂糖の代わりにメープルシロップを使うことで、ガラリと洋風味に変身します。さらに砕いたクルミを混ぜるアイデアも斬新ですね。

おいしい彩り要員。野菜メインの洋風おせちレシピ5選

11. シャキシャキ食感に旨味が染み染み。ジャーマンれんこん

穴から向こう側が見えるレンコンは、先の見通しがよくなるようにと、ゲンかつぎに使われる食材です。レシピでは、しんなりするまで炒めた玉ねぎ、ベーコンと合わせるので、おいしさが一段とアップします。

白とピンクの色合いが、なんとなく紅白の雰囲気を演出。れんこんの切り口が変色しないよう、しっかり酢水にさらして下処理しておきましょう。

12. ちょっと箸休め。にんじんと大根のマリネ

お正月にごちそうばかり食べていると、さすがにさっぱりしたものがほしくなりますよね。そんなときのために紅白なますがあるのですが、それを洋風のマリネにしてみましょう。

味付けにオリーブオイルとこしょうを使うことで、いつもと違う味わいに。酢の代わりにレモン果汁を使用する、さわやかな副菜です。

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