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この記事は、三越伊勢丹が運営する、食メディア「FOODIE」の提供でお送りします。
伊勢丹新宿店で大人気、パリに本店を持つプレミアムチーズ専門店<フロマジュリーHISADA>は、本当に美味しいチーズをセレクトする目利きとして有名です。なかでも特に暑い季節によく売れる! というのが、クセがなくあっさりとした味わいのフレッシュチーズ。数量や入荷日が限られているにも関わらず、グルメな方がこぞって購入するのだそう。
今回は、フレッシュチーズのなかでも特におすすめのBEST4を教えてもらいました。チーズのエキスパートでもある榎島功店長が、「こうすればさらに美味しい」という食べ方も合わせてご紹介します!
【第1位】ミルクがジュワッとあふれる「ブラータ・イルパルコ」
ブラータは、モッツァレラの生地にクリームを包みこんだフレッシュチーズ。二人がかりで作るため、その製法も難しいと言われています。「ブラータ・イルパルコ」は、なかはトロトロにやわらかく、網目状に走るチーズの繊維のなかにクリームが絡まっているので、かみしめるとじゅわっとクリームがあふれ出るのが特徴。
同じようにとろける食感のマンゴーの角切りと、小さく切ったブラータを和えるとスイーツのようにうっとりした味わいになります。マンゴーの代わりにグレープフルーツもおすすめ。このほかバルサミコクリームをかけても美味しく食べられます。
※取扱い:伊勢丹新宿店
【第2位】濃厚な水牛ミルクの「モッツァレラ・ディ・ブッファラ・イルパルコ」
ブッファラは濃厚な水牛のミルクで作ったモッツァレラのこと。チーズの生地を風船のようにふんわりとまとめているため、触ると外側はお餅のようにもちもちして、切れば中はジューシー。フレッシュなミルクそのものの美味しさが際立っているので、シンプルに食べるのがおすすめといいます。
薄切りにしてトマトやバジルと一緒にカプレーゼにしたり、オリーブオイルをかけて塩と胡椒をぱらりと振ったりするだけでもOK。焼くととろけるので、ピッツァやグラタンなどの料理に使うと一味違う美味しさになります。
※取扱い:伊勢丹新宿店
【第3位】トローリ伸びて絡まるうまみ。「ストラッキアテラ」
ストラッキアテラは、濃厚な生クリームのなかに湯葉のようなチーズの生地が入っているフレッシュチーズです。日本ではまだ見かけることは少ないかもしれません。ミルクの甘みとコクがあり、そのまま食べるのもおすすめ。
形状を生かして、生ハムでくるりと巻くのも定番だそう。角切りにしたアボカドと和えてもよく、ストラッキアテラとアボカドがどちらもトロトロしているので、絶妙な食感が味わえます。
※取扱い:伊勢丹新宿店
【第4位】プリッと食感がいい!「モッツァレラ・ノディーニ・プーリア」
ノディーニとはイタリア語で「結び目」という意味。モッツァレラ・ノディーニ・プーリアは、モッツァレラの生地を結んで、親指大にまとめたものです。結ぶことによって水分が絞られるため、しっかりした歯ごたえとプリプリとした食感を楽しむ事ができるチーズです。
食べやすい大きさに切って、セミドライトマトのオイル漬けと一緒に食べるとトマトのうまみとチーズのコクが相性抜群。また、はちみつをかけてデザートのようにしても美味しく食べられます。
※取扱い:伊勢丹新宿店
ミルクのフレッシュさやコクを楽しむフレッシュチーズ。トロトロから、ゆるゆる、プリッとしたものまでさまざまな食感があり、それぞれに相性のいい食材を合わせて食べ比べてみると、新しいチーズの世界を見つけられそうです。
文: 岡本ジュン
写真:矢野宗利
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