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カカオ豆は神様の食べ物だった!?
カカオ豆とは
チョコレートの原料であるカカオ。アオイ科の常緑樹になる実です。カカオの実自体は赤いラグビーボールのような形で、楕円形で溝があるのが特長。大きさはだいたい20cm前後です。赤い実が太い枝に生っており、チョコレートの原料となる種子はその実のなかにぎっしり詰まっています。
カカオ豆の産地は?
カカオ豆の原産は中南アメリカとされていますが、現在では西アフリカ、東南アジアでも栽培されています。アフリカではガーナ、ナイジェリア、カメルーンなど。中南アメリカでは、ブラジル、エクアドルなど。東南アジアではインドネシアが主です。
産地からわかるように、カカオは赤道南北20度以内の高温多湿な地方で、平均気温が安定している地域が栽培に向いています。
カカオ豆の特徴
成分
カカオに含まれる代表的な成分がポリフェノールやカフェインです。ポリフェノールの含有量は植物性食品のなかでも群を抜いており、赤ワインの4倍以上といわれています。
カフェインの含有量はコーヒーほど多くないので、チョコレートを食べたからといってカフェインの量をそれほど気にする必要はありません。
チョコレートになるまで
カカオ豆はチョコレートの原料ですが、チョコレートになるまでには複数の工程があります。まずはカカオ豆の選別からはじまり、豆をローストします。このロースト(焙煎)によりカカオのいい香りを引き出します。
続いての作業は分離。カカオ豆の皮・胚芽を取り除き、カカオニブ(胚乳)の状態にします。このカカオニブこそチョコレートのもとであるカカオバターを多く含んでいる部分。
その後、カカオニブはブレンド、混合、微粒化、精錬、調温などの細かな工程を経てチョコレートになります。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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