カフェオレとカフェラテの違い

コーヒーの種類

まず、根本的にコーヒーの種類が違います。フランス生まれのカフェオレと、イタリア生まれのカフェラテはどちらも「コーヒー牛乳」という意味がありますが、カフェオレはレギュラーコーヒーを、カフェラテはエスプレッソを使います! エスプレッソはイタリアの伝統的なコーヒーの淹れ方で、専用のマシンが必要なので普通のドリップコーヒーとは作り方が異なりますね。一般的に、じっくりと出すドリップコーヒーは酸味が多く苦みが少ないのに対し、エスプレッソはカフェインや酸味が少なく、苦みが多いといわれています。

ミルクの量

カフェオレは、コーヒーとミルクが50%ずつ、カフェラテはコーヒー20%、ミルクが80%だといわれています。カフェラテはエスプレッソを使うので、ミルクの割合が多めですね。しかし自分で作る際には、お好みの分量でもちろんOK。お店によっては割合を変えているところもあるようです。 カフェラテの上に浮かんでいるのが泡立てたミルクだと思っている方も少なくないですが、実際にはあたためたミルクがエスプレッソの泡の上に乗っている状態です。また、カフェオレのミルクは火にかけてあたためますが、カフェラテの場合は蒸気を当ててあたためるスチームミルクを使う、という細かな違いもあります。

味わいはどう違うの?

カフェオレとカフェラテは同じコーヒー+ミルクでできていますが、レギュラーコーヒーを使ったカフェオレの方が薄味で飲みやすい味わいになります。エスプレッソを使ったカフェラテはほのかなコクも楽しめる、大人な飲み物といったところでしょうか。 甘みはカフェオレの方が強く、クリーミーでまったりとした飲み心地が特徴的。やさしい味わいが好きで、普段からブラックコーヒーはあまり飲まないという方は、カフェオレがおすすめです!一方、苦みはカフェラテが強いので、ほろ苦くて深みのあるアクセントが欲しい方にぴったり♪

これも間違えやすい!カフェモカやカプチーノとの違いとは?

カフェオレやカフェラテの違いはわかったけれど、カプチーノやカフェモカとは何が違うのでしょうか?カプチーノもカフェモカもイタリア生まれの飲み物なので、作り方はカフェラテとよく似ています。 どちらもカフェラテと同じく、エスプレッソをベースに蒸気であたためたミルクを加えることは同じです!スチールミルクを“泡立ててから”加えるのがカプチーノで、スチームミルクとともにチョコレートシロップを入れるのがカフェモカになります♪ カプチーノもカフェモカも、カフェラテにさらにひとひねり加えたコーヒー飲料、ということになりますね!

カフェオレとカフェラテの違いを楽しもう♪

カフェオレとカフェラテは一見似ているようですが、違いを知ってみると、生まれた国もベースとなるコーヒーの種類も異なることがわかりますね!どちらもコーヒー牛乳っぽいので、今まで違いをあまり気にしていなかった方も多いかもしれません。 こちらの記事を思い出しながら、カフェオレとカフェラテの味わいの違いを飲み比べてみるのもおもしろいかもしれません!カプチーノやカフェモカなど、そのほかにも似ているものがありました。ぜひ、ご自分のお気に入りのコーヒー飲料を見つけてみてくださいね♪
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