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クエン酸の性質と特徴
そもそもクエン酸とは
クエン酸とは、レモンなどの柑橘類、梅干しなどに含まれる酸のこと。有機化合物のヒドロキシ酸の一種です。摂取すれば疲れが取れるといわれ、汚れを落とす掃除用としても大活躍の酸です。柑橘類の果汁に含まれているほか、工業用の生産ではでんぷんを発酵させて作られています。
クエン酸で落としやすい汚れ
クエン酸での掃除に適している汚れは、ミネラルが含まれる汚れ、アンモニア臭など。また抗菌にも使うことができます。クエン酸はミネラル成分を溶かすはたらきがあるため、水垢や石けんカス汚れのような白い汚れをきれいに溶かして落とします。また、トイレのアンモニア臭の脱臭にも効果があるので、トイレ掃除にも最適です。このように、アルカリ性の汚れを中和し、落としてくれます。
こんな場所のお掃除に!三大汚れやすいお掃除スポット
1. お風呂場や洗面所の水垢
お風呂場の鏡や洗面所、シンクの白い水垢の汚れは、水道水に含まれるミネラル成分(カルシウムなど)が原因でできます。普通にこすっただけでは落ちず、洗剤を使っても落としにくい頑固な汚れですが、クエン酸を使えばつるんときれいに掃除することができます。
2. ポットや加湿器の汚れ
電気ポットや加湿器の底にいつのまにかついている白い汚れも、水道水やミネラルウォーターに含まれるミネラル成分が原因です。水垢と同じです。水道水に含まれるカルキも、ミネラル分の一種塩化カルシウム(石灰)です。この汚れもお風呂の水垢同様クエン酸で洗浄することができます。
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