「伊佐美」ってどんな焼酎?原料や製造法・焼酎以外の商品も

「伊佐美」という焼酎の名前を聞いたことはありますか?焼酎好きなら誰もが憧れる、幻の焼酎といわれているお酒なんです。なかなか手に入らない理由は、製造元のこだわりにありました。今回は伊佐美の味わいや製造方法など、その魅力についてお話します。

2018年4月20日 更新

プレミア焼酎「伊佐美」とはどんなお酒?

芋焼酎「伊佐美」は鹿児島の本格焼酎。100年もの歴史をもつ焼酎で、焼酎ブームとなった2000年よりもずっと前から多くのファンに愛されてきました。中曽根元首相が鹿児島を訪問した際に製造元によってふるまわれたことでも知られています。

中曽根氏が大変気に入ったことで政界にも広まり一般的には入手困難となったため、元祖プレミア焼酎と呼ばれるようになりました。

製造元は鹿児島の老舗「甲斐商店」

伊佐美の製造元は鹿児島県伊佐市にある「甲斐商店」という蒸留所。明治32年創業の老舗で、小規模ながら職人が丁寧に手仕込みするというこだわりの製法で、今日まで伊佐美一本勝負で焼酎づくりをおこなってきました。

伊佐市は盆地であり、夏は気温が高く冬は零下にまで気温が下がるという過酷な気候なんです。その条件が焼酎づくりに向いているといわれ、焼酎発祥の地としても知られています。

焼酎「伊佐美」の味わいとこだわりの原料・製造法

芋焼酎の原料は芋と米麹。伊佐美は鹿児島産の黄金千貫と言うさつまいもと、黒麹を原材料としています。麹といえば白色のイメージですが、黒麹はその名の通り見た目は真っ黒!泡盛にも使用される麹なんですよ。

黒麹を使用することで濃厚な味わいが特徴。一般的に黒麹使用の焼酎は個性的な味わいになるものが多いのですが、伊佐美はクセが強くなく、あっさりとした飲み口です。優しい味わいながら、しっかりとした風味を持ち合わせており、芋焼酎の素朴で深みのある香りが楽しめます。

口当たりのよさ、なめらかな喉ごしとバランスの取れた味わいで、辛口と甘口の中間ほどと言われています。ロックでもおいしくいただけますが、芋の香りを楽しみたい方にはお湯割りがおすすめです。どんな料理とも相性がよく、和食だけでなく洋食と一緒に楽しむのも◎。

入手困難なのはなぜ?

甲斐商店は小規模な蒸留所であり、職人が手仕込みで焼酎づくりを行っていることから、大量生産が不可能なんです。そのため流通量も少ない上に、年間の生産量にもばらつきがあります。

そんな幻の焼酎・伊佐美を手に入れようと、日本全国の酒屋さんは手を尽くしますが、流通は需要に追いつきません。伊佐美の買取を大々的に謳う業者も多いところに、その人気ぶりがうかがえますね。
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