ライター : macaroni 編集部

栗焼酎とは?

「栗焼酎」は、栗の独特の香りとほのかな甘みが特徴の焼酎です。その名前のとおり、栗を主な原料として作られています。まだそれほど有名ではないので、ふつうの居酒屋さんなどにはなかなか置いていません。そのため、知る人ぞ知る焼酎といえるでしょう。

アルコール度数は、だいたい25度から35度の間くらい。有名な産地は、「栗焼酎」の始まりの地である、愛媛や高知、徳島などの四国地方。そこには、数多くの名高い「栗焼酎」の銘柄がひしめいています。最近では全国の栗の産地でも作られるようになっていることから、より多くの人に注目されるようになりました。

味わいと香り

麦や芋の焼酎が苦手な女性にもおすすめできる、やさしくてまろやかな味わい。それが「栗焼酎」の魅力です♪麦や芋が原料のものとは、かなり違った味わいが楽しめます。飲んだ直後に立ちのぼる、栗独特の甘い香りと飲み口のマイルドさ!また、よく熟成させることで、さらに深みやコク、自然な甘みも増してさらにおいしくなるお酒です。

栗焼酎の選び方

栗使用率

「栗焼酎」の原料における栗使用率は、50%~85%といったものまでさまざま。このパーセンテージが高いほど、栗独特の風味は増していきます。栗本来のおいしさを存分に活かした焼酎を堪能するなら、この栗使用率が高いものをチョイスしてみましょう。

また、甘めのお酒が好きな人にも栗を多く使用したものがおすすめです♪

アルコール度数

焼酎のアルコール度数は、蒸留方法と関係があります。これは「栗焼酎」でも同じこと。「単式蒸留焼酎」と「連続式蒸留焼酎」という2種類の蒸留方法で作られた焼酎があり、これはかつて、「乙類」「甲類」とそれぞれ呼ばれていました。度数・蒸留方法をチェックして好みのものを選ぶのも良いでしょう。

「単式蒸留焼酎」は、別名・本格焼酎。単式蒸留によって生成されるアルコール度数45%以下のものを言います。昔から日本に伝わっている作り方で、素材の味や香りが残りやすく、コクのある焼酎ができあがるのが特徴の蒸留方法です。

「連続式蒸留焼酎」は、連続して蒸留をおこなう方法で作られる焼酎。アルコール度数は36%未満です。特徴は、素材特有の香りがうすくて、味わいがすっきりしていること。そのため、ソーダやジュースなどで割って飲むのに適しています。

人気銘柄から選ぶ

どの銘柄を買おうか悩んだとき、人気銘柄のお酒は間違いないですよね。人気の銘柄となると知名度もあり、飲んだ人の評判も高く味も保証できます。特に栗の生産地として有名な四国地方の栗焼酎は人気が高いです。

愛媛県産の栗を100%使用、高知県産の栗を100%使用しているなど、栗に対するこだわりを持った上で、丁寧に栗焼酎を作っています。まず悩んだら有名どころの人気銘柄を選ぶと良いでしょう。
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