ライター : いとう まさと

WEBライター

チャミスルとは?

「チャミスル」とは、韓国の焼酎(=ソジュ)の銘柄のひとつです。緑色の瓶が目印で、本場韓国では飲酒可能な19歳の誕生日にチャミスルを飲むことが多いそう。

さまざまなフレーバーが販売されていて、多様なアレンジが楽しめることから、若者を中心に人気を集めています。日本ではスーパーなどで一般的に取り扱われていますよ。

メーカーは日本でも有名な「JINRO(ジンロ)」を製造販売している「眞露(じんろ)株式会社」。それまでの “男っぽい印象” を払拭すべく1998年にチャミスルを販売したところ、瞬く間に女性・若者に人気が広まっていきました。

主な味わいは5種類

  1. 「フレッシュ」「マスカット」「すもも」「グレープフルーツ」「ストロベリー」
「フレッシュ」は定番でノンフレーバータイプ、「マスカット」や「すもも」はフルーティーなフレーバータイプです。

基本の「フレッシュ」は、すっきりとした爽快感のある味わいで甘みも少し感じられます。後口もあっさりとしていて、重たい感じが残りません。フレーバータイプは甘み・風味・香りがプラスされているため、ジュースのように飲みやすいですよ。

ちなみにチャミスルの原料は麦や米、芋やとうもろこし、タピオカなど。日本の焼酎のなかでもひとつの原料しか使用しない「焼酎乙類」とは違い、複数の原料を混ぜ合わせて作るのが特徴です。

チャミスルの基本の飲み方

チャミスルの爽快感のある飲み口を味わいたいなら、冷蔵庫でキンキンに冷やしてから飲むのがおすすめ。ショットグラスかお猪口に入れて、ストレートでぐいっと飲むのが本場のスタイルです。

爽やかさが鼻に抜け、チャミスル特有の清涼感のある味わいを堪能できますよ。もちろん、ピリッと辛い韓国料理とも相性抜群です。

フレーバータイプはグラスに氷を入れ、ロックで楽しむのが一般的。氷が溶けることで甘み・アルコール感がよい具合に薄まり、お酒が苦手な方も飲みやすい味わいになります。

韓国の飲酒文化を真似して楽しむ

本場の雰囲気を感じながらチャミスルを飲みたい場合は、韓国の飲酒文化・マナーを真似してみるのもひとつの手。たとえば、以下のようなポイントを意識してみるといいでしょう。

韓国の飲酒文化・マナー

  1. 一般的な乾杯のかけ声は「위하여 (ウィハヨ)」
  2. お酒は目上の人から注ぐ
  3. 次のお酒を注ぐ際は、グラスが空になってから
  4. 目上の人の前で飲む際は、横を向いて口元を隠し、飲んでいるところを見せない
  5. 乾杯の際は、目上の人よりも少しグラスを下げて合わせる
韓国では、お酒の場では目上の人を尊重することに重きを置くことが多いようです。逆に、気の置けない友人や仲間同士では、同じグラスでお酒を酌み交わすことも。ほかにもいろいろなマナー・文化があるので、実践しながら本場気分でチャミスルを飲んでみてください。

チャミスルおすすめアレンジ・割り方

紅茶割り

※画像はイメージです
SNSで話題となり、人気となったのがチャミスルとストレートの紅茶を1:1で割る方法です。すっきりとしたチャミスルに紅茶が加わることで、豊かな香りを楽しめる一杯に。

レモンティーやルイボスティーなど、さまざまな紅茶で楽しんでみるのもいいですね。加糖されたパックの紅茶を使えば、飲みやすさがアップしますよ。

サイダー割り

※画像はイメージです
チャミスルに甘みのあるサイダーを加えると、シュワシュワとした刺激がさらに爽やかさをアップさせてくれます。そのほか、コーラやジンジャーエールを使ってみるのもGood!

「マスカット」や「すもも」など甘みが強いフレーバータイプに合わせる場合は、炭酸水がいいでしょう。甘みがほどよくやわらぎます。「フレーバータイプはそのままでは甘すぎる」という方も、この方法なら飲みやすく感じられるかも。

ジュース割り

※画像はイメージです
お酒の味が苦手な方でも飲みやすいのが、ジュース割り。オレンジジュースやグレープフルーツジュースなど、好みのもので割ってみてください。カルピスで割って、カクテル感覚で味わうのもおすすめですよ。

ただ、フレーバータイプにはフルーツの風味がプラスされていて、なかには甘みが強いものも。そちらを割る際は、甘み・フレーバーとの相性を考えてジュースの種類を選ぶといいでしょう。
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