12. マッシュポテトに最適 「ベニアカリ」

「ベニアカリ」は、表皮が赤く果肉が白色の品種です。楕円形で凹凸が少ない形が特徴。果肉は肉質で煮崩れしやすいため、つぶして使うマッシュポテトやコロッケにむいています。加熱後に変色しにくいことから、加工用として用いられることも。

13. 別名は紅メークイン 「レッドムーン」

「レッドムーン」は、楕円形で凹凸が少ない形から「紅メークイン」とも呼ばれます。果皮はさつまいものように赤く、果肉は濃い黄色。粘質でしっとりとしていて、煮崩れしにくいのが特徴です。肉じゃがやカレーなどの煮込み料理のほか、皮ごと加熱するじゃがバターにもおすすめ。

14. 果肉が濃い紫色「シャドークイーン」

「シャドークイーン」は、果皮も果肉も紫色の品種です。果皮は黒みがかった紫色で、果肉は鮮やかな紫色なのが特徴。ホクホクとしっとりを兼ね合わせたような食感で、加熱しても濃い紫色が残ります。色を活かしてポテトチップスにしたり、ポテトサラダにしたりするのがおすすめです。

15. 華やかな見た目 「ノーザンルビー」

北海道で誕生した「ノーザンルビー」は、紫色とピンク色の中間のような果肉が特徴です。形は楕円形で凹凸が少なく、メークインに似ていますよ。食感もメークインに近く、煮崩れしにくいです。果肉の色を活かしてビシソワーズやポテトサラダにすると、食卓をおしゃれに演出できますよ。

料理に合わせたじゃがいも品種の選び方

カレー・煮物におすすめのじゃがいも品種

Photo by macaroni

カレーや煮物には、煮崩れしにくい粘質の品種がおすすめです。しっとりとした食感のメークインや、なめらかな口当たりのとうやが適していますよ。なお、これらの品種でも煮崩れしないわけではありません。強火で煮込むとじゃがいもが動いて崩れてしまうため、ふつふつする程度の温度を保ちましょう。

ポテトサラダ・コロッケにおすすめのじゃがいも品種

Photo by macaroni

ポテトサラダやコロッケには、ホクホク食感の粉質品種が適しています。代表的な男爵をはじめ、キタアカリアンデスレッドもおすすめ。シャドークイーンノーザンルビーを使うと、色合いがきれいでおもてなしにも喜ばれますよ。
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