コーヒーのシミの落とし方【ソファー編】

ソファーのシミ抜きは水を多く使えないので、洗剤を拭き取る必要のない洗剤を選びます。リビング掃除全般に使えるような洗剤がおすすめです。2度拭きが不要なものが多く、洗剤残りが少ないのが特徴です。マイクロファイバークロスなどの吸水性の高いクロスも有効ですよ。 布張りのソファは他のもの同様、洗剤で汚れを取り、水拭きで仕上げるのが基本です。革張りのソファは革が傷まないよう、表面の汚れをさっと拭いて汚れを取り、それでも残った場合はメラミンスポンジが有効です。湿らせたメラミンスポンジで優しくこすって仕上げます。

注意点

ソファーの場合は溝などが多く、箇所によっては拭き取りづらいので、十分に拭き取りができずにシミになりやすいので注意しましょう。時間が経ってからシミ抜きを行っても、輪ジミになってしまうので、カバーやクッションを取り外せるものは取り外してから拭き取るようにしましょう。 革張りソファーの場合は、革を傷めないことが重要です。洗剤は直接吹きかけず、布にしみこませたもので拭くようにします。掃除が終わったあとは専用のオイルなどでアフターケアしておくと革も傷まず、汚れがつきにくくなりますよ。

時間が経ってしまった場合

まずは、基本どおりシミ抜きを行います。これでシミが落ちる場合はよいのですが、当然落ちにくいので、食器用中性洗剤で拭き取るときに、綿棒やわりばしの先にコットンを巻いたものを使用します。裏に当てた布に汚れを移動させるように、シミをポンポンと叩いていきます。 シミを押さえるようにしながら、すり込むように洗剤を塗るのがポイントです。シミが当て布に移動したら、洗剤をしっかりと拭き取って完了です。

頑固なシミには

それでも落ちない頑固なシミには、重曹と漂白剤を使い、高温の蒸気の力で染み抜きを行います。シミの裏に当て布をし、綿棒またはわりばしの先にコットンを巻いたものに重曹と酸素系液体漂白剤を1:2の割合でよく混ぜたものを染みこませ、シミを押さえるように、すり込むように塗っていきます。アイロンのスチームなどを使いシミの部分に3~5秒蒸気をあてます。 高温の蒸気をあてることで染み抜き液の成分が活性化され、染み抜き効果が高まりますよ。その後は洗剤をよく拭き取り乾燥させればOKです。

まずは、応急処置を!

コーヒーをこぼしてしまっても慌てて手で払いのけたりしないで、まずはできる限りのコーヒーを吸い取りましょう!ご紹介した応急処置方法を覚えておけばとっさのときに役立ちますよ。帰宅後は、できる限り早めに洗濯機で洗いましょうね。そのままお洗濯するよりも、液体酸素系漂白剤を塗布してからお洗濯する方が、シミ汚れが良く落ちますよ。 あきらめていた頑固なシミにも、重曹と酸素系液体漂白剤を混ぜた液で挑戦してみてくださいね。
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