開封後の日本酒の保存期間

開封後の日本酒の保存期間は、種類によって大きな差はありません。

・種類にかかわらず3~5日以内に飲み切るのがベスト
・生酒はなるべく早めに飲み切る

未開封のときよりも空気に触れる頻度が多いため、風味が変化しやすくなっています。長くても1ヶ月程度を目安に飲み切るようにしましょう。

また、生酒はしぼりたてのフレッシュな味わいを楽しむためにも開封後はなるべく早めに飲み切るのがおすすめです。

日本酒の冷凍保存は風味や香りが大きく変化する可能性あり

日本酒は冷凍すると、風味や香りが大きく変化する可能性が高いです。保存のために冷凍するのは避け、種類ごとに適切な温度で保管しましょう。

ただし、近年では日本酒をシャーベット状にする「みぞれ酒」という飲み方も注目されています。保存目的でなければ、日本酒を凍らせて楽しむのもひとつの方法です。みぞれ酒用の日本酒を販売している酒造メーカーもあります。

日本酒の保存方法に関するよくある質問

日本酒は腐りますか?

日本酒は基本的に腐ることはありませんが、保存状態が悪いと品質が劣化することがあります。

古い日本酒の見分け方は?

古くなった日本酒は、酸化が進むことで香りが酢のように酸っぱくなります。また、味わいも変化し、本来の風味が失われて酸味が強くなることも。古くなると色が茶色や琥珀色に変わることもあるので、見た目の変化もチェックしてみてください。

日本酒で果実酒は作れますか?

日本酒で果実酒を作ることは可能ですが、度数には注意が必要です。酒税法では「アルコール20度以上の酒類に限る」となっているため、梅酒用日本酒のようにアルコール度数が20度以上の日本酒を使用するようにしてください。

保存期間を過ぎて味の変わった日本酒の活用方法はありますか?

味が変わってしまった日本酒は、料理酒として活用できます。ご飯を炊くときに少量加えて、ふっくらと仕上げる使い方もありますよ。

また、お風呂に入れて入浴剤のように使うのもおすすめです。

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