ライター : tomo

Webライター / 写真家

日本酒の保存方法がわかる!この記事のまとめ

  1. 日本酒は冷蔵保存が基本
  2. 未開封の日本酒は製造から1年、開封後は3~5日以内に飲みきるのがベスト
  3. 飲みきれない日本酒は、料理酒にしたりお風呂に入れたり活用方法がある

日本酒は「冷蔵庫」で保存するのがおすすめ!

日本酒の品質が劣化しやすい条件

日本酒は保管方法によって品質が変化することがあります。
特に以下のような環境で保管すると、日本酒は劣化しやすくなってしまいます。

・常温の20℃~25℃以上で保管する
・紫外線があたる場所で保管する

温度が高すぎると、熱の影響で風味や香りが変化してしまうおそれがあります。そのため、温度と光の影響を一定に保てる「冷蔵庫」で保管するのがおすすめです。

日本酒の保存方法

日本酒を保存する際の向きは横置きではなく縦置きが基本です!

横置きにすると瓶の口やキャップ部分から空気が入りやすくなり、酸化が進む可能性が高まります。酸化が進むと味が酸っぱくなったり、香りが損なわれたりするため、縦置きにして空気の接触を最小限に抑えてあげましょう。

日本酒の基本的な保存方法・保存温度

酒の種類温度目安保管場所保管方法
生酒5℃前後冷蔵庫冷蔵で縦置き、光を避ける
吟醸酒5~10℃冷蔵庫冷蔵で縦置き、光を避ける
純米酒10~15℃冷蔵庫、または冷暗所縦置き、光や高温を避ける
普通酒15~20℃冷暗所縦置き、光や高温を避ける
日本酒は種類によって適切な保存温度が異なります。生酒は火入れと呼ばれる加熱の工程を経ていないため、特にデリケートで保管には注意が必要。開封前・開封後に関わらず、必ず冷蔵保存するようにしてください。

また、吟醸酒・大吟醸酒も繊細な香りを維持するために、冷蔵保存が推奨されます。純米酒や普通酒については常温保存でも構いませんが、なるべく光の当たらない冷暗所に保管してあげましょう。

日本酒の保存期間

未開封の日本酒の保存期間

未開封の日本酒は、種類によって推奨される保存期間が異なります。

・普通酒・純米酒・吟醸酒の保存期間は、製造から1年程度が目安
・生酒の保存期間は製造から1~3ヶ月程度が目安

普通酒・純米酒・吟醸酒などは、直射日光や高温を避け、冷蔵庫・冷暗所で保存すると風味を保ちやすくなります。

また、加熱処理が行われていない生酒には発酵に関わる酵母や乳酸菌が残っており、ほかの日本酒よりも味が変化しやすい特徴があります。購入後はなるべく早めに飲み切るのがおすすめですよ。

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