ライター : macaroni_repro

これで飲み会もひとり勝ち!?

この記事は、豊かなフードライフを演出するWEBメディア「dressing」の提供でお送りします。
お酒の量がグッと増える年末年始。飲み会の途中、トイレに行って鏡を見たらメイクがボロボロになっていた……なんて経験はないだろうか? 髪や服装にいくら気合いを入れていても、メイクが崩れてしまってはテンションもモチベーションも下がってしまう。 お酒を飲むと体温が上がって皮脂の分泌が増えるため、メイクが崩れやすくなるもの。ちょっとでも顔が火照ってきたら速攻でトイレに駆け込んでメイクを直したいところだが、大げさなメイクポーチを持っていくのは恥ずかしいし、長時間席を立つと戻った時に会話に入れなくなる可能性もある。 そこで今回は、従業員1,000名以上の大手企業や法律事務所など、様々な企業の役員以上の秘書業務を取り仕切る秘書のみなさんに「お酒で顔が火照っているときの化粧直し」について、どのような対策をとっているのかアンケートを実施。 秘書は職業柄、取引先のお偉方と会う機会も多いため、自身を好印象に見せるメイクと気配りの達人。お酒が入る席では、いったいどんな化粧直しのテクニックを使っているのか、秘書の意見を聞きながら勉強しよう。

水や冷たいおしぼりで火照った顔をクールダウン

お酒が入ると顔が赤く、熱くなるという人がほとんど。そんな状態では化粧浮きは避けられないもの。まずはその火照りを解消するために、顔をクールダウンさせるという方法をとっているという秘書のみなさん。 「少しだけ、冷たい水などで頬を押さえてから直すようにしています(サービス秘書)」 「お店に冷たいおしぼりがあれば、いただいて顔にあててから化粧直しをします。ない場合は冷たい水で手洗いし、冷えた手を顔にあてて火照りをとり、席で火照りをとる時は、マナーとしてはどうかと思いますが、お酒のグラスにしばらく手をあてて、冷えた手をさりげなく頬にあてています(情報・通信秘書)」 まずは化粧崩れの原因となる熱をとることが先決。化粧室だけでなく、席に座っていても顔を冷やすことを忘れない。 「ミストなどを使って少し肌を落ち着かせてから化粧直しをします。お酒だけではなく、お水も飲んでおくことも(食品メーカー秘書)」 顔が火照らないために、お水もしっかり飲んでおくとは抜かりない。 お酒と同量ほどのお水を飲んでおけば、火照るスピード、酔うスピードを遅らせるだけでなく、悪酔いも二日酔いも防ぐことができるので一石二鳥だ。 飲みの席では、どうしても化粧崩れ自体に気をとられがちだが、まずはその原因となる“熱”を冷ますことも大切。少しでも火照りをとって、それから化粧直しを始めるのがおすすめだ。

おおげさなテカリ対策よりも、ポイントメイクを重点的に!

お酒が入ると、いつもより速く化粧崩れが進んでしまうもの。あっという間にファンデーションがヨレ始め、完璧だったメイクもあちこちにほころびが…。 「お酒が入るとファンデーションが浮き、毛穴が開いてしまいます。ファンデーションが浮くことでマスカラやアイラインも崩れやすくなり、鏡を見るのが恐怖になります(笑)。それを踏まえて、ファンデーションはつけず、落ちやすいアイシャドウやアイラインもなるべく使わないようにしています。替わりにチークとリップは鮮やかな色に(スポーツ用品メーカー秘書)」 顔を見るのが恐ろしくなるくらいなら、落ちやすいものは最初から付けず、落ちてもさほど影響のない部分メイクに力を入れて視線を分散させるという作戦だ。 「パウダーはあまりはたかないようにします。皮脂をおさえてファンデーションのよれを直し、パンダ目になっていたら綿棒で拭き取ります(小売業秘書)」 「目が充血するので目薬をさします(電子部品メーカー秘書)」 「白浮しないように気をつけます。化粧直しの際は肌のテカりをおさえて、マウスウォッシュで口をすすぎます(小売流通秘書)」 皮脂をおさえるのは基本中の基本。ただ、「とりあえずテカリを抑えたい一心で粉をはたく!」という方法はキケン。顔が火照っているときに粉をはたきすぎるとお面のように顔の白さだけが浮いて見えてしまう可能性があるからだ。 秘書のみなさんはむしろ、テカリはティッシュや脂取り紙で抑える程度にとどめ、目や唇などの部分メイクに注力しているよう。そのためにも、綿棒や目薬、携帯用のマウスウォッシュなど、お直し用のグッズを備えておくと、いざというときにきっと役に立つはずだ。

結局顔が赤くなるならチークは不要!?

意外と多かった、チークに関する回答。 お酒を飲めば赤くなるのだから、とチークはつけないという意見も。 「私はお酒を飲むとすぐに顔が赤くなるタイプなので、飲みに行く前は頬紅をつけないようにしています(運輸秘書)」 お酒が入れば天然チーク。 あえてチークを入れないことで、顔の赤みがわかりにくくなるかもしれない。 「化粧直しの時はチークを入れすぎて濃くならないように注意します(通信秘書)」 「チークは不要でしょうか……(電子機器秘書)」 こちらも同意見。 顔が火照っている状態のときは、あえてチークを直す必要はないだろう、という考えだ。 顔が赤くなることが気になる方は、チークの入れ方にひと工夫している。 中には“チークをしない”という選択をしている人も。お酒の席でのメイクは、通常のメイクと少し異なるようだ。 それとは逆に、お酒を飲んでも顔に出づらい、むしろ青ざめてしまうという方もまれにいるが、そういった場合はいつもより濃いめにチークを入れて「ほろ酔い風」を装うのも可愛らしくてありかもしれない。

気になるところがいっぱい!だからお酒は控えるのが一番?

お酒を飲むと、顔全体に様々な変化が出てくるもの。 「アイラインやマスカラがにじんで目の周りが真っ黒な縁取りにならないように気をつけています。やはり目を見てお話するので、目の回りが真っ黒状態には気を付けなくては、と思います。あと、口周りや歯は基本形でチェックしますね。髪がボサボサしていないか、鼻の頭がテカっていないか……。なんか、短い時間に結構たくさんの事をチェックしている自分にびっくりしています(笑)(映像秘書)」 飲み会の途中で自分の顔を見ると、気になるところがたくさん出てくる。しかし、お直しにそう長い時間はかけられない。 自分の身支度についてはパパッと素早く整えるのも、秘書としては重要なポイントだからだ。 というわけで、「そんな面倒なことを考えるくらいならいっそお酒を控える」という秘書も多数。 「お酒は1~2杯程度にして、あまり飲まないようにしています(法律事務所秘書)」 「すぐ赤くなってしまう体質なので、そもそもお酒を飲まないようにしています。昔はまわりに流されてついついお酒を頼んでしまい、トイレで鏡を見てショックを受けたことも多々ありました……(アパレルブランド秘書)」 さらには、 「お酒の席での化粧直しの得策はありません。ただその状況を受け入れるのみ(食品メーカー秘書)」 という、潔い意見も。 “飲まない”もしくは“自分を綺麗に見せることを諦める”。 化粧崩れを気にしてその場を楽しめないくらいくらいなら、どちらかに振り切れということか。
お酒を飲んで顔が火照ると、なんだか恥ずかしい上にメイク崩れの原因にもなってしまう。 待ち合わせはばっちりメイクで臨んでいたとしても、お酒を飲み始めた途端に化けの皮が剥がれてしまうなんてことも…。 できるだけ自分をよく見せたいデートの場では、そんな“サプライズ”は絶対に避けたいところ。 とはいえ、飲み会途中に長時間メイク直しをすることはタブー。「なかなか帰ってこないなあ…」と男性側が心配していた矢先にバッチリメイクで戻りでもすれば、「なんだか面倒な女性」というレッテルを貼られかねない。 だからこそ、相手の男性を待たせることなく、崩れたメイクをしっかり直すワザは、ぜひとも身に付けておきたい。 短時間でしっかりと化粧直しをするためにも、自分はどの部分が特に崩れやすいのかを理解しておくことが大切。 パンダ目になりやすいのか、テカリや乾燥はどの部分に出やすいのか。崩れやすい部分は人それぞれなので、それをササッと直せる最小限のグッズを持ち歩いておくと安心だ。 さらに火照りの根本的な対策としての「グラスやおしぼりで顔を冷やす」という秘書の小ワザも真似したいところ。 スムーズ且つ的確な化粧直しスキルが重宝される飲み会シーズン。今回紹介した秘書のみなさんの意見を参考にして、“ナチュラルにキレイな自分“を演出してほしい。 そして、もしこの記事を最後まで読んでくださった男性がいたとしたなら、「ちょっとくらいの崩れは“隙”ということで、目をつぶってください」とお伝えしたい。何卒よろしくお願いします。
提供元:
▼恥をかかないためのマナーあれこれ。
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