イタリア料理のマナーを徹底解説！コースの流れからテーブルマナーまで (3ページ目)

食事が終わったら、ナイフとフォークをそろえてお皿の上に並べましょう。こうすることで「食事終了」の合図になりますよ。その際、フォークは表を上に向けて、ナイフは刃を左側に向けて、縦向きになるように置きます。

ナプキンの置き方

ナプキンはきちんと折りたたむのではなく、ある程度くしゃっとさせてテーブルに置くのがマナー。きちんとたたんでしまうと「おいしくなかった」というメッセージになってしまうので注意しましょう。

食後のマナー

食事が終わったら、ナイフとフォークをそろえてお皿の上に並べる
フォークは表を上に向けて、ナイフは刃を左側に向けて、縦向きになるように置く
ナプキンはきちんと折りたたむのではなく、ある程度くしゃっとさせてテーブルに置く

料理別のマナー・食べ方

スープ

日本では汁椀に口を添えてすすっても問題ありませんが、本場イタリアではスープを飲むときにお皿に口を添えたり、音を立てて飲んだりするのはNG。

スープがお皿で提供された場合はお皿を手で持たず、スプーンを手前から奥に向かってすくってひと口ずつ飲みます。カップで提供された場合は、カップを手で持ってもかまいません。ただしスプーンがある場合は、必ずそれを使って飲むようにしましょう。

残り少なくなったら、お皿を少しだけ傾けて、スプーンですくいやすくします。スプーンできれいにすくい取ることはむずかしいため、無理にすべてを飲もうとしなくても大丈夫です。飲み終わったら、スプーンはお皿の奥側に置きましょう。

パスタ

日本ではスプーンを使ってパスタを食べることも多いですが、本場イタリアではフォークのみで食べるのが基本。パスタを食べるときは、お皿の丸みを利用してフォークで巻き取るようにしましょう。

麺をすすって音を立てることは明らかなマナー違反となるためNG。また、お皿を交換するのもマナー違反にあたります。もしも取り分けてシェアしたい場合は、ウエイターにお願いして別の皿を持ってきてもらいましょう。

パスタの上手な食べ方！いろいろな種類の食べ方のコツをチェック

自宅でも外食でも食べることが多いパスタ。パスタにはさまざまな種類がありますが、上手に食べるためにはコツが要るもの。そこで本記事ではロングパスタ・ショートパスタなど、さまざまな種類の食べ方をレクチャーします！本記事を参考にして、日常生活に役立ててくださいね。

パン

パンはそのままかぶりつくのではなく、ひと口サイズにちぎって口に運ぶようにします。バターやオリーブオイルがある場合は、都度ちぎったパンにつけて食べるようにしましょう。パン全体に塗ってからちぎる……というのはマナー違反にあたります。

料理のソースにパンをつけるのがOKかどうかは、お店によって異なります。お店の雰囲気を見て判断するといいでしょう。ただし、スープにパンをつけるのはNG！行儀が悪く見られるため避けましょう。

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イタリア料理のマナーをチェックして上品に食事をしよう！