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冷蔵庫で2ヵ月はもつ!
この記事は、三越伊勢丹が運営する、食メディア「FOODIE」の提供でお送りします。
生姜やにんにくって、どう保存していますか? 生姜はつい使い忘れてひからびたり、カビがはえたり……。にんにくは気付いた時には芽が出ていたってこと、ありませんか? 今回はそんなお悩みを解決すべく、生姜は日本酒を、にんにくはオリーブオイルを使った保存方法をご紹介します。教えてくれたのは、伊勢丹新宿店本館地下1階、キッチンステージの柬理美宏(かんり よしひろ)シェフです。
生姜は日本酒に漬けると冷蔵で2ヵ月はもつ!
生姜の皮をむいてせん切りにし、保存容器に入れて日本酒を注いでおけば、カビ予防はもちろん、ひからびる心配もありません。
生姜を長持ちさせるコツは、常に生姜が日本酒に浸っている状態にすること。そして、生姜を取り出すときは清潔な箸を使うこと。この2点に気をつければ冷蔵保存でき、日本酒と生姜を継ぎ足してずっと使えます。
「漬けるお酒は料理酒よりも清酒がいいですね。料理酒は雑味があるし、塩が含まれているものもありますから。生姜に酒の香りが移り、酒にも生姜のエキスが染み出て、どちらも美味しくなります」
【こんなときに便利!】
①蒸しなすの薬味に
皮をむき、1.5㎝幅の輪切りにして蒸したなすの薬味に。冷ややっことも相性抜群です!
②お米と一緒に炊き込んで
1時間ほど浸水させた米2合と水、日本酒(生姜を漬けていたもの)、うす口醤油30gを入れて軽く混ぜ、生姜100gと一緒に炊飯器で炊くだけ。うす口醤油を濃口醤油にすると、香ばしいおこげも楽しめます。
「え、こんなに?」とちょっと驚くほど、たっぷりの生姜の炊き込みご飯。熱が入ると生姜のツーンとする刺激的な辛みは和らぎ、香りが豊かになります。
にんにくはオイルに漬けると冷蔵で2ヵ月はもつ!
「にんにくはオイルに漬けておくことで乾燥や発芽の防止になり、オイルにはにんにくの香りが移ります。にんにくの持ち味を最大限に生かせるから、キッチンステージの厨房には欠かさず常備していますよ」
加熱調理でも生でもすぐに使えるように、にんにくは細かいみじん切りに。オイルは一般的なオリーブオイル(ピュアオイル)でOKです。「生姜の日本酒漬け」と同様に、冷蔵で1〜2ヵ月ほど保存できます。
【こんなときに便利!】
①ドレッシングのアクセントに
にんにくのオイル漬け小さじ1と、粉チーズ大さじ1、マヨネーズ大さじ2、豆乳または牛乳大さじ1、醤油小さじ1を合わせるだけでできる本格シーザードレッシング。お好みでブラックペッパーを入れても。
「鶏肉のオーブン焼きのソースにしたり、パスタを和えたりしても美味しいです」
②パンにのせてガーリックトーストに
<にんにくのオイル漬け>をバゲットに好きなだけ塗って、焼くだけ。ガーリックバターよりも軽く、にんにくの香りが際立つので、いくらでも食べられそうです。お好みで塩やはちみつをかけても。
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