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米菓激戦区・新潟で異彩を放つ、ユニークな米菓子
こんにちは、新潟在住ライターの渡辺真理子です。わたしの住む新潟県での日常的お菓子といえば、せんべいとあられ。県内のスーパーにおけるせんべいコーナーの陳列量はおそらく日本一で、そのあまりの迫力に県外出身者は驚くそう。
有名な米菓企業が集まっていることはもちろん、小さな工場でもオリジナル米菓が作られているため、新潟には個性豊かな米菓がたくさん揃っています。
そのなかでも今回ご紹介したいのは、一見こんぺいとうのような米菓「浮き星」です。このロマンチックな名前の理由は、独特の食べ方にありました。
「浮き星」とは?
「浮き星」はあられ(もち米)に砂糖衣をまぶしたお菓子です。甘さ控えめで素朴な味は、どこか懐かしさを感じられます。もともとは明治33年から「ゆか里」という名で販売されていた有名なお菓子なのですが、売り場減少などの理由から、近年リニューアルしてフレーバーもパッケージも一新しました。
デザインを手がけたのは新潟のクリエイト集団hickory03travelers。彼らが浮き星を始めた理由が感動モノなんですよ。詳しくはこちらをご覧ください。
「浮き星」の楽しみ方
そのままポリポリ食べるのも美味しいけれど、こんな食べ方はいかが?湯飲みに浮き星をパラリと入れて……
熱いお湯を注ぎます。そうすると……
プカプカと浮いてくるんです!浮き星がお湯の中を気持ちよく泳いでいるようで、なんとも癒されます。星のカタチをしたお菓子がふわふわ浮かんでくるから「浮き星」。なるほど、ネーミングにも納得です。
あられはお湯を吸ってモチモチ食感に。砂糖衣が溶けたお湯はほんのり甘くて、よい香りがふわりと漂います。味がおいしいことはもちろん見た目にもかわいらしいこのお菓子は、おもてなしにも活躍しそうです。
遊び心あるフレーバー&パッケージ
浮き星は選ぶのに迷ってしまうほどフレーバーが豊富。ポップなパッケージにも注目です!
はくちょう7種セット 2,873円(税込)
新潟県阿賀野市の瓢瑚に毎冬飛来するはくちょうを描いたパッケージ。フレーバーは(左上から)MIXプレーン、柚子、ジンジャー、カフェオレ、抹茶、いちご、サイダーです。
引出物やプレゼント用には「ありがとう」のラベルを付けて。もらった人も思わずニッコリ笑顔になりそうです。
雪だるま 605円(税込)
缶入りタイプもあります。銀箔と雪だるまのパッケージは雪国新潟らしいですよね。デザインの雪だるまたちは24番まで番号をふられていて、クスッと笑える個性派ぞろい!中には浮き星MIXが詰まっています。
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