芽が出たたまねぎは栽培もできる?

芽が出てしまった玉ねぎは栽培することもできます。お皿やコップなどに水を張り、玉ねぎの下の切り口の部分を浸けておくと、どんどん芽が育っていきます。それに伴い、玉ねぎの部分は萎んでいくのですが、その萎んだ玉ねぎの中に、育った芽の数と同じ数の小さな玉ねぎができます。 この子玉ねぎを、プランターや植木鉢などの土の中に植えると玉ねぎに育っていきます。自宅で玉ねぎが栽培できるなんて楽しいですよね。 玉ねぎを栽培するまでは面倒だなという方には、もっと簡単に楽しめる方法があります。先ほど玉ねぎの芽が食べられることをお伝えしましたが、育った芽は葉ネギの代わりになります。 芽が出てきたら、水を張ったコップに浸けて、芽を20cm程度まで成長させ、収穫してみましょう。ネギと同じようにお味噌汁やうどん・そばに入れたり、炒飯などに使えますよ。子供の食育にもいいですね。芽の成長の過程を観察し、自分で収穫すれば、ネギ嫌いのお子さんでも食べてみようという気が起こるかもしれませんね。

腐った玉ねぎはどんな感じ?

玉ねぎの保存方法や新鮮な玉ねぎの選び方についてご紹介してきました。一方で、腐った玉ねぎはどのようになってしまうのでしょうか。一般的に、以下のような状態が見られた場合は食べるのをやめておきましょう。 ・触ってブヨブヨとしている ・異臭やぬめりが出ている ・中身が茶色や灰色、黒色に変色している ・汁が出ている ・カビが生えている また、玉ねぎの皮を剥いた時に黒いすすのようなものがついていることがあります。この黒いものは、乾燥方法が未熟だったり、自家栽培のたまねぎを家庭で保存している場合に生えやすいカビです。 この黒いカビは玉葱の内部にまで入り込むことはないため、皮を剥き洗い流せば料理に使えます。ですが、中には一部が灰色に腐っているものがあります。その場合は処分しましょう。

玉ねぎを上手に保存しておいしく食べる

いかがでしたか。芽が出てしまった玉ねぎも食べることができるのは嬉しいですね。 しかし、玉ねぎに限らず、どのような食材も美味しい時に食べてしまうのが1番です。玉ねぎを賢く保存し、賞味期限を考えた上でムダなく上手に取り入れていきたいですね。
▼ほかの野菜も上手に保存しよう!
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