ライター : conana

「黄金ぜんざい」で今年の漢字「金」を堪能

2016年を象徴する「今年の漢字」は「金」となりましたね。縁起のよい「金」が注目される今こそ、「金」の運気にあやかりたい!ラッキーカラーとして取り入れるのもいいかもしれませんが、体の中に入れたら最強な予感……。
今注目すべき「金」の運気をチャージできそうなスイーツ「黄金ぜんざい」をご紹介します。

眩しいほど輝く「黄金ぜんざい」が話題

蓋をあけた瞬間にあらわれるのは、お椀一面をおおう「金箔」。そうです。これが「黄金ぜんざい」です。名前負けしない、この豪華絢爛さ。食べていいものなのか、躊躇してしまう人もいることでしょう。しかしこれは「黄金ぜんざい」……金箔の下にはいったいどんなぜんざいが隠れているのでしょう。 見たいけど、この金箔を破るなんて……もったいない!
あわわ……ついに金箔にお箸を入れると、中からあらわれるのはまんまるの「白玉」です。金箔のフェイスパックのように、ピタッと張り付いている様子は、不思議と気持ちがいいような。金箔の味は人によって反応は違いますが、無味と感じる人が多いようです。ぜんざいはサラサラタイプで小豆の甘さが控えめ。
お椀一面の金箔を余すことなくいただくことができるとなると、気になるのがお値段ですが……なんと!こんなに金箔が堪能できるのに、お値段は1,950円です。意外とリーズナブルに感じませんか?

黄金くずきりも人気

贅沢に金箔を味わえるメニューはほかにもありました!その名も「黄金くずきり」です。「黄金ぜんざい」同様に、こちらもお椀一面を覆う金箔が贅沢に登場します。お値段は「黄金ぜんざい」と同じ1,950円。どっちを選ぶか悩んでしまいそうです。 まるで「つけめん」のようにセットされた「くずきり」と「金箔」ですが、ご想像通りくずきりをすくってお椀一面の金箔を破るようにつけます。ちょっとおたけびをあげてしまいそう。
下には甘さ控えめの黒蜜が隠れており、くずきりをすくいあげると、金箔も一緒にたっぷりからんでくる贅沢さです。こだわりはくずきりにもあり、加賀の名品「宝達くず」を使用しているのだとか。

黄金ぜんざいが味わえる「懐華樓(かいかろう)」

「黄金ぜんざい」と「黄金くずきり」が味わえるのは、金沢の観光スポット「ひがし茶屋街」にあるお茶屋さん「懐華樓(かいかろう)」です。 ひがし茶屋街へは、JR金沢駅からバスで簡単にアクセスすることができ、各最寄りのバス停からは徒歩7分圏内です。道中には趣のある茶屋や小物などのショップが並びます。そのなかでも一際の貫禄を放ち、由緒正しい佇まいをしているのが「懐華樓」です。
「懐華樓」は金沢市指定保存建物。カフェは1階にあり、囲炉裏や掘りごたつなど、時の経過そのままの歴史ある空間で上質なティータイムを楽しむことができます。金沢で一番大きなお茶屋さんであり、座席数は50席と頼もしいお店です。 また、夜は一見さんお断りの由緒正しいお座敷に。こちらはなかなか縁遠い世界かもしれませんが、有料の館内見学でちょっぴりお座敷ムードを味わえます。金沢のお座敷ならではの漆塗りの階段や壁、調度品をぜひ堪能してみてください。
見学とカフェの両方を利用する場合はセットメニューが用意されています。先にメニューの注文と代金を支払う前払い制です。館内には売店もあり、金沢ならでは厳選されたお土産を購入することも。金沢の魅力がぎゅっと詰まっているようなお茶屋さんですね。

店舗詳細

■店舗名:懐華樓 (かいかろう) ■最寄駅:バス 橋場町(はしばちょう)バス停から徒歩約7分 ■住所:石川県金沢市東山1-14-8 ■電話番号:076-253-0591 ■営業時間:9:00~17:00 ■定休日:無休 ■参考URL:https://tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17001373/ ■公式HP:http://www.kaikaro.jp/

豪華な金箔グルメは黄金ぜんざい以外にも

日本の金箔総生産数ナンバーワンである金沢には、ほかにも金箔を使用したグルメがたくさんあります。金箔グルメを制覇する旅なんていかがですか?
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