ナプキンの使い方

洋食屋では必ずといっていいほど出されるナプキン。洋服が汚れるのを防ぎ、さらに口元や指先拭きにもなります。
ナプキンは料理が運ばれる前に膝に乗せましょう。指先や口元を拭く場合は、汚れた面を見せないように折りたたんだ内側を使います。
食事の途中で席を外すときは、ナプキンをきちんとたたんで椅子の上に置きましょう。うっかりテーブルに置かないように注意してくださいね。食事が最後まで済んだらテーブルの上に置きます。そのときは丁寧にたたんではいけません。「料理がおいしくなかった」というサインになります。見苦しくない程度にナプキンをたたんで置いておきましょう。

支払い時のマナー

食べ終えたといっても油断してはなりません。最後までお互いにとって心地よい時間となるよう、支払い時のマナーも心がけておきましょう。

会計のとき

会計が別々の場合は、目上の人から順に済ませます。会計は目下の立場からするものと思っている人もいますが、それは間違いです。
上司にご馳走になる場合でも、自分が支払う姿勢を示すようにしましょう。「奢りが当たり前」という考えの人には、奢る側の人も嫌な気持ちになりますよね。またお礼の言葉も忘れないようにしてください。

お店を出るとき

お店の外に出る順番も目上の立場の人から、となっています。上司にご馳走になるときはお店の外で待つこともありますが、厳密にはマナー違反です。ただし狭いお店では中で待っていると迷惑になるので、臨機応変に対応しましょう。

会食マナーをマスターして大人美人に

マナーをきちんとしていれば、会食の席でも慌てることなく楽しめます。また相手にも丁寧な気持ちを表せるでしょう。
今回ご紹介したものは細かく、「全部覚えられない……」と不安になる人も多いのではないでしょうか。最初から全てを完璧にしようとは思わず、まずは「なんとなく」意識しておくだけで大丈夫。相手を敬う心さえあれば、最低限失礼にはあたらないはずです。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ