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8、くろ棒
あまり馴染みのない方も多いと思いますが、この「くろ棒」は、主に九州地方で作られてきた焼菓子の一種です。黒砂糖の代わりに白砂糖使ったものは「白棒(しろぼう)」と呼ばれるそうですが、駄菓子としてはやはり「くろ棒」がしっくりきますね。「下町のブラウンケーキ」というキャッチフレーズもユニークです。
中までしっとり、これぞ下町のブラウンケーキ!
黒糖の独特の甘さがあり、その点は麩菓子に似ている感じもしますが、より食感が全体的にやわらかく、黒糖の甘さが中まで染みこんでいます。表面は黒糖でコーティングされているため甘く少々かためですが、中はやわらかい食感。「下町のブラウンケーキ」というフレーズがぴったりのお菓子です。
9、きなこ棒
昔ながらの駄菓子であるきなこ棒。1袋3本入りで、価格は30円程度です。
みんな大好きな懐かしの味わいです
きなこの香ばしい風味と、やさしい甘さがあいまった味わいは、子どもからお年寄りまで年代を問わず親しまれているもの。また、栄養価も高いので、体にやさしいお菓子としても重宝です。
10、花串カステラ
長い串にカステラが4つ刺さっている「花串カステラ」。その誕生は、大正時代にまで遡ります。花に似た型に生地を落として焼く製法が、花串カステラといういわれだそう。当時としては、ハイカラなお菓子だったのではないでしょうか。
上品なおいしさ♪
やわらかく甘いカステラですが、まわりに砂糖がまぶされていてジャリっという食感も楽しめます。黒糖を使った駄菓子が多い中、この花串カステラはどことなく上品な味わいです。串に刺さっているので、手を汚さずに食べられるのもいいですね。
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