うまい棒の原価は?値上げしない理由に隠された感動ストーリー

子供のころ、もしくは今でも好む人が多い定番の駄菓子といえば「うまい棒」ですよね。1本10円のうまい棒、果たして原価はいくらなのでしょうか?そこで今回は「利益はどれくらい出ているの?」などの疑問を調べてみました。

2017年6月2日 更新

うまい棒の利益ってあるの?

たくさんの種類が出ているうまい棒。子供のころから、その安さから子供でも手が届くお菓子として、不動の人気を誇っていますね。1979年の発売当初から10円という値段を保ちながら、豊富な種類で子供から大人までを楽しませてくれている国民的お菓子うまい棒。ですが、この安さ、うまい棒は本当に利益が出ているのでしょうか?

今回は、うまい棒の原価やあの形の秘密までを解明しながら、うまい棒の利益が出ているのかご紹介していきたいと思います。驚くべき真実もあり、うまい棒が人気を落とさずにロングセラーとなっている理由も大いに理解していくことができることでしょう。

うまい棒の原価は?

そもそもうまい棒は、10円で利益が出るのでしょうか?利益を計るときに重要なのが「原価」です。原材料含め、1本のうまい棒を作るのにいくらの原価がかかっているのかご存知でしょうか?

実は1本のうまい棒を作るのに7円ほどと言われています。一見ほとんどが原価のように見えますが、しっかりと3割の利益を出しているのです。単価が低いので利益幅がわかりにくいですが、利益はしっかりと出ていると言えるのです。

原材料に関しては決して妥協することなくよいものを使用しており、他のところで企業努力の末、コストを原価以外のところでカットすることに成功しているため、この原価率で利益をしっかりと出していくことができていると言えるのです。

たこ焼きが一番高い

うまい棒には多くの種類が存在しています。その中でも原価が高いものから低いものまで幅広くあります。

ちなみにそんなうまい棒たちの中で一番原価が高いとされているのは、「たこ焼き味」のうまい棒です。たこ焼き味のうまい棒は二度漬けをしており2度にわたり味をつけているため、味がしっかりとしており、外側はカリッと香ばしく中のコーンがふんわり柔らかい食感に仕上がっているのです。

たこ焼き味のうまい棒は1本の原価が9円と言われており、利益率も1割と低くなっているのですが、これにはからくりがあります。結局他のうまい棒と抱き合わせで購入されることが多いため、最終的にうまい棒全体の利益は上がっているというわけなのです。

景気の変動にはどうしてる?

うまい棒は原価率が非常に高いことから、景気に大きく左右されやすいお菓子でもあります。原材料の高騰や原油価格の高騰などによって、うまい棒もその影響を受けているのです。

うまい棒はどんなに景気が悪化したり良くなったりしても10円という値段を保ち続けています。そのため、景気が悪くなった際にはうまい棒の原価率も上がってしまいます。企業として原価率が上がり売り上げが赤字になってしまっては意味がありません。そのため、うまい棒は景気が悪化することでほとんどわからないぐらいに、長さと重さを変化させているのだそうです。

元々の単価が低いことから少しの変化で原価率を下げることが可能になり、これによって景気が悪い時でも10円という値段を保ち続けることができるのです。
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