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3~4回までが目安
しかし、キレイに処理していればいつまでも使えるという訳ではありません。加熱するごとに確実に油の酸化は進んでいるのです。同じ油を使うのは3~4回に留め、そのあとは使うたびに新しい油を継ぎ足すと長持ちしますよ。しかし、やはり限界はあるので頃合いを見計らって古い油は処分していきましょう。
目視だけでは本当に酸化しているのかどうか見極められていなくて不安……という方は油脂の劣化度(どれほど酸化しているか)がわかる専用の測定器や試験紙も販売されています。機械になるとかなりお値段が張りますが、それでも食の安全を追及したいのであれば購入を検討してみてもいいかもしれませんね。
ITEM
3M ショートニングモニター(20枚入) H/SM20【酸化検査薬】【ショートニングモニター】【食用油テスター】
¥1,043〜
※2021年4月1日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
捨て方にも要注意!!
きちんとした処理方法を知ろう
使用済みの油をそのまま廃棄するのは厳禁です。発火を防ぐためにも必ず適切に処理しましょう。牛乳などの紙パックに新聞紙やキッチンペーパーなどを敷き詰め、冷ました油を流し込んだあと、自然発火を防ぐため水を染み込ませ、その後紙パックの口をしっかりと密封してから可燃ごみとして捨てる方法です。紙パックの代わりにポリ袋などを使うことも可能です。袋の口はしっかり密封してくださいね。
もっとお手軽な処理方法として、市販の油凝固剤を使う方法もあります。凝固剤を油に入れ、固まったらそのまま可燃ごみとして捨てるだけです。いろいろと手間が省けるので家に常備しておいてもいいですね。
もっとお手軽な処理方法として、市販の油凝固剤を使う方法もあります。凝固剤を油に入れ、固まったらそのまま可燃ごみとして捨てるだけです。いろいろと手間が省けるので家に常備しておいてもいいですね。
キッチンで流すのはNG!
使用済みの油は絶対に流しに捨ててはいけません。水の汚染につながったり、自宅の配管詰まりの原因になるおそれもあります。また、処理した油は早めに可燃ごみと一緒に捨てましょう。夏場などの高温の環境下では自然発火の危険性があります。
油の寿命を意識する
いかがでしたか?
油の酸化は、体に害が及ぶのでなるべく短期間で使って、新しい油を使っていきたいですね。加熱によって油が酸化することは避けられませんが、臨界温度の高い油を使うことなどで対策をすることができます。例えばココナッツオイルや、オリーブオイル、ピーナッツオイルなどは臨界温度が200℃以上なので、加熱による酸化に強い油です。調理にぜひ取り入れてみてくださいね。
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