油も疲れる!油の酸化を見分けるコツと体にすごく悪い理由

「揚げ物に使う油は数回使いまわしたら捨てる」というのが一般的な認識ですが、なんできれいに処理をしていても何回も使う事はできないのでしょうか。油は加熱によって酸化していきます。そして酸化した油は私たちの身体に悪影響を与えることがあるのです。

2017年12月13日 更新

「油が疲れる」ってどういう意味??

何度も何度も繰り返して油を使っていると、臭いがしたり、粘り気が出てきたり、加熱したときに泡が消えにくくなったりすることはありませんか?熱変化によって本来の機能を発揮出来なくなった状態の事を「油が疲れている」といいます。

油が疲れる原因は、加熱による酸化現象です。酸化した油を使った料理を食べたことによって下痢を引き起こすことがまれにありますが、さらには動脈硬化やがんの原因にもなるなどの影響を与えます。あなたの家で使っている油は大丈夫ですか?油の酸化の特徴と、その人体への悪影響について解説します。

油の酸化=油の劣化のこと!

油は長期にわたって保存していると、その過程で空気中の酸素、光、熱、水、金属、微生物などの作用により酸化します。つまり気を付けていても油は日常生活の中で少しずつ酸化してしまっているんです。酸化した油は臭いを発し、味が劣化し、栄養価が低下します。

さらに酸化が進むと油は毒性を示すようになります。例えば油が酸化すると過酸化脂質という物質が生成されます。過酸化脂質は動脈硬化を引き起こすと言われています。

また油の酸化は加熱することによって加速していきます。揚げ物に使った油を永遠に使いまわすことができない理由はここにあったのですね。

酸化した油はこんなに危険!

肝臓への負担が大きい

「揚げ物を食べ過ぎると太る」というのは誰もが認識していることですが、どのような根拠があるか知っていますか?揚げ物に使われ、高温に加熱された油は酸化しているために過酸化脂質が含まれているのです。過酸化脂質を分解できる臓器は肝臓のみなので、肝臓に負荷がかかりすぎてしまいます。その結果、肝機能障害や脂肪肝を引き起こす原因となるのです。
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