ライター : あき

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ベジマイトってどんなジャム?記事のまとめ

  1. オーストラリアでは国民食といわれる個性的な味わいの発酵食品
  2. トーストに薄く塗って食べるのが基本で、アレンジも楽しめる
  3. 日本ではカルディをはじめとする輸入食品店で購入できる

世界一まずいジャム!? ベジマイトとは

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オーストラリアの発酵食品「ベジマイト」をご存じでしょうか?日本ではあまり馴染みがないのですが、オーストラリアでは国民食と言われるほど親しまれている食べ物です。なんでも発酵食品ならではの独特の香りが特徴的で、「世界一まずいジャム」としても知られているのだとか。

そんなベジマイトですが、最近は日本でも販売されていて、意外にもハマる人が増えているんです。実際に購入して気になる味わいをレビューしてみましたので、ぜひご参考ください。

SNS・口コミの反応

  1. おそるおそる食べてみたら意外とおいしかった
  2. チーズと一緒にトーストすると食べやすくなる
  3. まずいまずいと聞くのでネタとして一度は食べてみたい!

実際に食べて味わいを確かめてみた!

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こちらが今回購入したベジマイトです!黄色のフタとラベルが特徴的な小瓶に入っており、見た目はごく普通の輸入食品といった印象。パッケージは瓶入りのほか、チューブタイプや使い切りのミニサイズも販売されています。

瓶入りのサイズは150g・220g・400gなどがあり、日本で購入できるのは220g入りが多いようです。本記事では一回り小さい150g入りをご紹介します。

原材料は?

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ベジマイトの主な原材料は、酵母エキス・食塩・麦芽エキスなど。ビールを醸造した際にできる酵母エキスに塩を加えて作られています。

栄養素はビール酵母に含まれるナイアシン・ビタミンB1・ビタミンB2・葉酸が豊富で、オーストラリアでは離乳食にも使われているそう。完全発酵食で栄養価が高いことも人気の理由です。

なお、気になるカロリーは1食分5gあたり9kcalに抑えられています。ベジマイトはあくまでも調味料で、一度にたくさん食べるものではないため、カロリーはかなり低いといえるでしょう。

チョコスプレッドに近いペースト状で見た目はおいしそう

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フタを開けると、なんともいえない香りが立ち込めます。味噌というか醤油というか何かが焦げたような……本当になんと表現したらよいのでしょう。例えようのない個性的な香りが部屋中に充満し、少し不安になりました。

中には真っ黒のペーストがぎっしり!見た目はジャムというよりもチョコスプレッドに近く、とてもおいしそうです。ついついスプーンごと舐めたくなりますが、ベジマイトは塩分がとても高いので、一度にたくさん食べないよう注意してくださいね。

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ベジマイトは、トーストに薄く塗り広げて食べるのが一般的です。オーストラリアでは、バターをたっぷり塗りこんだうえにベジマイトを重ねるのが人気だそうですが、まずはベジマイトのみで味わってみることにしました。

カリカリに焼いたトーストのうえに、ベジマイトを塗っていきます。ネットの情報によると、薄く塗るのがポイントとのこと。ペーストが固めなので塗り広げるのがむずかしく、扱いやすさは冷蔵庫に保管して固くなったスプレッドを塗るのに近い感じです。

【結果】独特の香りと味わいで好き嫌いが分かれそう

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香りからして味噌や醤油に近いものを想像していましたが、実際に食べてみた感じも醤油を煮詰めて焦がしたような不思議な味わいです。まずいとの噂ですが、確かに独特な味で、これは好き嫌いが分かれるでしょう。

ただ、予想していたほど強烈な味かというとそうでもなく、意外と食べられます。むしろ筆者は、味よりも個性的な発酵臭のほうが気になりました。香りはバターやチーズと合わせると気にならなくなるそうなので、試してみるべきですね。

ベジマイトのおすすめの食べ方・レシピ3選

1. 王道アレンジ「ベジマイトチーズトースト」

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ベジマイトとチーズの相性がバツグンだと聞き、さっそく試してみました。食パンにベジマイトを薄く塗り、スライスチーズをのせてトースターで焼くだけのアレンジです。

チーズと合わせると、確かにマイルドになって食べやすくなります。ベジマイトの塩気がチーズのまろやかさを引き締め、香ばしさが食欲をアップ!パンに塗るだけでは食べづらい、という人はぜひお試しください。
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