日本酒ブームの立役者!「にごり酒」の飲み方とおすすめの逸品紹介

にごり酒を飲んだことがありますか?今や日本酒は日本のみならず海外でも人気があります。近年の日本酒ブームの立役者はスパークリング酒とにごり酒、と言われています。今回はそんな日本酒ブームに一役買った、にごり酒についてご紹介します。

2017年11月29日 更新

にごり酒とは?

まず、にごり酒とはなんなのか、というお話からしましょう。普通、日本酒を造るときは発酵されてドロドロになっているお米を酒袋に入れてギュッとしぼって液体を抽出します。その液体を寝かせてそこに溜まっている澱(おり)を取り除き、さらにろ過します。なので、澄み切った色をしているのですね。

にごり酒は、発酵したお米をしぼる時、酒袋の目をわざと荒くして澱を残したままにされたもののことなのです。なので、名前にあるにごりとは、澱のことを指します。

にごり酒の味

にごり酒の味を一言で言うと「お米そのものの味が生きている」につきます。日本酒がすっきりとしたさわやかな飲み口なのに対して、にごり酒はどっしりと濃厚で飲み口がとろりとしています。また、種類によってクセや特徴が大きく異なるのもにごり酒の味わいの一つ。自分好みのにごり酒に合うのは、何種類も飲み比べてみないと難しいと言われるほど。それゆえに、好みの一本に出会えた時の喜びは格別です。

どぶろくとの違い

にごり酒に似て非なるもの、それはどぶろくです。漢字で書くと「濁り酒」と「濁酒」で一文字違い、同じお米が原料で乳白色。ではどこが違うのでしょう?

にごり酒は大まかに言うと、白く濁っている日本酒です。それに引き換え、どぶろくは米と米麹、水を発酵させただけのもので、しぼりやろ過を一切行っていない、もっとも簡単な造られ方をしているお酒なのです。清酒の定義は「米と米麹、水を発酵させてこしたもの」。よって、にごり酒は清酒の一種に数えられますが、どぶろくは清酒ではない、ということになるのです。

にごり酒の賞味期限

まず、基本的にアルコール飲料は雑菌が非常に繁殖しにくいため賞味期限記載の義務はありません。日本酒のラベルを一度注意深く見てみて下さい。殆どの商品は製造年月日しか記載されていません。しかし、この製造年月日にカラクリがあって、ここでいう製造年月日は「お酒が瓶詰めされて商品として完成した日」のことを指すのです。例えば5年前に造られたお酒でも、今日瓶詰めしたら、製造年月日は今日の日付になるのです。

にごり酒は育つお酒とも言われています。一般的な日本酒に比べてもろみ成分が多く入っているので日光や時間の経過に影響されて色や味が変わりやすいのです。そのため、ほとんどの酒蔵では、にごり酒を飲みごろの状態に出荷しています。これを踏まえると、にごり酒は出荷時の状態からあまり変わらない、製造年月日が若いものを早めに飲むのがベストと言えます。
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