なが〜くておいしい♩静岡で愛され続ける「のっぽパン」ってなに?

静岡県の方にはおなじみの、ソウルフードとも言われている人気の菓子パンをご存知ですか?その名も「のっぽパン」。キリンのイラストがトレードマークの細長い菓子パンです。なぜそんなに静岡県民から愛されているのか、そのひみつを解き明かします。

2019年12月20日 更新

ライター : hichiron10121

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静岡で大人気「のっぽパン」

みなさんは「のっぽパン」を知っていますか?静岡のご当地フードなのですが、静岡で知らない人はいないというほどの人気を博しているんです。県民の方のなかには「静岡にしかないなんて、知らなかった!」という方もいるほどです。 今回はそんな「のっぽパン」の歴史やその魅力、種類豊富な商品についてご紹介します。これを読んだら、きっとあなたも食べたくなるはずですよ♩

「のっぽパン」ってなに?

のっぽパンってどんなパン?

1978年当時、静岡県沼津市の「株式会社エヌビーエス」という製パン会社が販売を開始した「のっぽパン」。販売直後から人気を集め、1日に最大2万本以上売れるほどでした。2016年現在は「株式会社バンデロール」で販売を続けている、ロングセラー商品です。 「のっぽパン」は現在も、静岡県内のスーパーやコンビニエスストアで広く販売されています。あまりに浸透しているため、静岡県に住む方は全国どこにでも売っていると思っている人が多く、県外に出て初めてローカルフードだと気づいて驚く人が続出したそうです! 「のっぽパン」は販売開始から多くのファンを獲得し、静岡を代表するご当地フードとして有名になりました。最近はネットでその存在を知り、興味をもってお土産として買っていく静岡県外のお客さんも多く、さらに人気は高まってきています。 特徴は何といってもその長さ。なんと34センチもあるんです。お子さんが手に握って食べやすいようなかたちを研究した結果、この長さになったそうです。とっても長いパンですが、飽きずに最後まで食べられますよ。

トレードマークはかわいいキリン

「のっぽパン」の人気の秘訣のひとつはこのイメージキャラクターの「キリン」。ちょっと眠そうな、ユーモラスな表情のキリンはお子さんから女子高生まで大人気。キーホルダーなどのグッズができるほど愛されているキャラクターなのです。 このキリンは、発売当時三島市の「楽寿園」という公園にいた、子供たちに大人気のキリンがモデルになっています。その人気にあやかり、キリンのキャラクターが生まれたとのことです。

1,000本のパンが約1時間で完売した伝説

こんなに大人気の「のっぽパン」に、かつて存続の危機がありました。2007年の7月、「のっぽパン」を製造する工場の老朽化に伴い、販売を中止することになってしまったのです。静岡県の方々はその悲しいニュースに大変なショックを受けました。「のっぽパン」の最終出荷日には、たくさんのファンが工場にかけつけ、最後の出荷を見送ったそうです。 熱烈な「のっぽパン」ファンからは、販売中止になった後も熱心に復活を願う電話や手紙が寄せられました。そのファンの熱意が会社を動かし、復活プロジェクトが結成されることになったのです。販売中止から9ヶ月、ついに「のっぽパン」は復活を果たしました!

製造が追いつかないほどの売れ行き!

静岡駅の中で再販売をすることになりましたが、用意された1,000本の「のっぽパン」は復活を熱望していた人々によりおよそ1時間で完売してしまったそうです。もう食べられないと諦めていた「のっぽパン」をまた食べられる喜びは、とても大きかったことでしょう。復活からの数ヶ月間は、製造が追いつかないほど飛ぶように売れたとのことです。 あまりの人気で、「のっぽパン」にクリームをぬる作業を担当する従業員の方の腕が腱鞘炎を起こしてしまうほど忙しかったそうです。従業員の方もファンの期待に応えるため、大変な思いをしながら「のっぽパン」を作っていたのですね。
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