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スマホの電池は切れやすい
iphoneの登場により、世のモバイル事情がスマートフォン一色になってから数年、スマートフォンの機能は日進月歩の速度でグングン向上しています。インターネットの速度が上がったり、デバイスの機能が向上したり、テザリング機能が解放されたり…
しかし、機能が上がる度に問題になってくるのが、バッテリーの問題です。バッテリーは使用年月が進むごとに弱まって行きます。
特にデバイスを買い替えずにOSをアップデートしたりすると、軽自動車にF1のエンジンを積むような物ですから、バッテリーの減り方はより顕著になっていきます。
そして、いざバッテリーが切れると、充電器を持ってない…近くに充電できる環境が無い…しょうがないからコンビニで充電器を買う。そんな状況が多いんじゃないでしょうか?
しかし、そんな迷える充電難民のために、世界のスターバックスさんがやってくれました!!
電池が切れたらテーブルに「ポン」
なんと!!スターバックスのテーブルに、スマホを「ポン」と置いておくだけで、みるみる充電されていくサービスが始まるというのです!!
おぉーーー!!
素晴らしい!!!
これでもう、充電器を買う必要も無いし、電池が切れる心配も無くなります!
スターバックスがそこまでする理由
スターバックスが口火を切ってくれたことで、このサービスがカフェやレストラン、果ては外食業界全体まで広がって、当たり前になる日も来るかもしれません。
では、なぜスターバックスはこんなサービスに乗り出しのか、それはズバリ「出来るだけ多くのお客さんにゆったり店内にいてもらうため」です。
スターバックスの戦略
スターバックスという企業のブランディングがスゴいというのは有名な話で、それは世界中の企業が手本にするべきだ、と言われるくらいです。その関連の書籍も出ています。では、スターバックスの何がスゴいか。
一つには「スターバックスコーヒー」というブランドの管理です。
「スターバックスコーヒー」は普通のコーヒーより少し高めです。その上、基本的に値引きされません。その狙いは、ブランドのロイヤリティ(権利使用量ではなく、お客さんのお店に対する信頼度、とか親近感みたいなものです)を高めるためです。
それは、低価格にしたからといって得られる物では無い事をスターバックスは知っているのです。しかし、並大抵の工夫では高い価格に見合う満足度をお客さんから得ることはできません。
そこでスターバックスが大切にしているのは「サードプレイス」というコンセプトです。
サードプレイスとは?
「サードプレイス」とは、『家でも仕事場でもない、第三の場所』という意味です。仕事やプライベートでキリキリになっている人がくつろげる場として、スターバックスを提供しようという考えです。そのためにスターバックスが日本でのターゲットを
■朝の儀式とも言える日課の一部
■友人や家族と過ごす場
■ビジネスマンが仕事の延長で気軽に交流を深められる場
■自分へのご褒美としておいしいドリンクを求める場
■煩わしい雑事から逃れ、リラックスするひとときの場
出典: ameblo.jp
この5つに定めたそうです。居心地のいい店舗設計に拘ったり、店内にWi-Fiを飛ばしたり、そして今回の充電サービスも、こういった人々にアプローチするため。
「どこにでもあるコーヒー」
を
「ここでしか飲めないコーヒー」
であると思わせることが、スターバックスの何よりの戦略なのです。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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