ライター : 秋山 ちとせ

ティータイムコンサルタント/webライター

ティータイムコンサルタント

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世界のお茶専門店に10年間勤務。紅茶や緑茶をはじめ、お茶全般に親しみ、茶葉の選び方や種類に合わせたおいしい淹れ方、お茶の楽しみ方を発信しています。

お茶出しの前に必要な準備

Photo by 稲吉永恵

お茶出しは、実際にお客様の前へ行く前の準備が大切です。湯呑みや茶托、ふきんなどをあらかじめ用意しておけば、当日も落ち着いて対応できます。

湯呑みと茶托(ちゃたく)は別々にお盆にのせる

お茶を運ぶ際は、湯呑みと茶托をセットにせず、別々の状態でお盆にのせます。湯呑みを茶托にのせたまま運ぶと、移動中にお茶がこぼれた際、茶托まで濡れてしまうことがあるためです。別々にしておけば、茶托が濡れるのを防げます。

応接室や会議室に入ったら、サイドテーブルなど安定した場所にお盆を置き、お茶を出す直前に湯呑みを茶托にセットしましょう。

お茶の温度と量の適正を知っておく

お客様においしく飲んでもらうためには、お茶の温度にも気を配りましょう。お茶は茶葉の種類によって、おいしく淹れる温度が異なります。

たとえば、玉露は低めの温度のお湯で淹れることで、茶葉の持つ豊かな旨みを引き出しやすくなります。一方、煎茶は玉露よりも高めの温度で淹れることで、香りやすっきりとした味わいを楽めるでしょう。
また、熱すぎるお茶はすぐに口をつけにくいため、相手が飲みやすい温度で、できるだけ提供する直前に淹れるのもポイント。お茶の量は湯呑みいっぱいまで注がず、7〜8分目程度を目安にすると、見た目にも上品で運びやすいですよ。

清潔なふきんを用意する

お茶を出す際には、万が一こぼしてしまった場合に備えて、清潔なふきんを用意しておくと安心です。机や書類などを濡らしてしまった場合にも、すぐに拭き取れるように手元に準備しておきましょう。

【お茶出しの順番】上座・下座のルール

Photo by 稲吉永恵

お茶は、基本的に来客者を優先し、上座に座っている人から順番に出します。その後、自社の社員へ順番にお茶を出しましょう。一般的な応接室では、入口から遠い席が上座、入口に近い席が下座とされます。そのため、複数のお客様がいる場合は、上座に座っている方から順番にお茶を出すのが基本です。
ただし、部屋の形や机の配置によって、上座の位置が変わる場合もあります。お茶を出す前に、誰がどの席に座っているのかを確認しておくと安心です。誰から出すか迷った場合は、まず来客者を優先すると覚えておきましょう。自社の社員については、役職や席順などを確認しながら順番にお出しします。

お茶出しをする際の基本的な手順

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お茶出しは、基本の流れを覚えておくと、落ち着いて対応できます。「入室する」「お茶をセットする」「順番に出す」「退室する」という流れを意識しましょう
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