海辺に立つ観覧車「シアトル・グレート・ウィール」

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シアトルのウォーターフロントに立つ「Seattle Great Wheel(シアトル・グレート・ウィール)」は、海と街を一度に堪能できる観覧車。ガラス張りのゴンドラは視界が広く、何周かするため、思ったよりもゆったり楽しめました。

眼下にはエリオット湾が広がり、フェリーが行き交う様子や、遠くに続く海岸線まで見渡せます。アクティブに動くというより、 “景色を味わう” 時間を過ごしたいときにおすすめ。

空を飛ぶ体験型アトラクション「ウィングス・オーバー・ワシントン」

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同じくウォーターフロントにある「Wings Over Washington(ウィングス・オーバー・ワシントン)」は、ワシントン州の大自然を空から巡る体験型アトラクション

巨大スクリーンの前で足を投げ出すように座り、映像に合わせて風や香りが加わる演出により、まるで空を飛んでいるかのような感覚を味わえます。

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チケット料金の目安は大人$24.00(約3,713円)。没入感が高く、短時間ながら旅をしたあとのような余韻が残りました。

屋内施設のため天候に左右されにくく、散策の合間に立ち寄りやすいのも魅力。

Amazon の都市型熱帯雨林「スフィアーズ」

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ダウンタウンに突如現れるガラスドーム「The Spheres(スフィアーズ)」は、Amazon本社敷地内にある都市型の熱帯雨林。

館内には世界各地から集められた植物が生い茂っていますが、実はデータセンターから出る廃熱を再利用して、この環境が保たれているのだそう。近未来的な佇まいは、外から眺めるだけでも十分に楽しいですが、予約すると中を見学することもできます。

ブティックワイナリー「ブラウン・ファミリー・ヴィンヤーズ」

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シアトルはワインも有名。ワシントン州には21ほどのAVA(アメリカブドウ栽培地域)があり、フランスのボルドーとほぼ同じ緯度に位置することから、ボルドー品種と相性がいい土地として知られているのだそう。

シアトル市内でワインを楽しみたいなら、「Browne Family Vineyards(ブラウン・ファミリー・ヴィンヤーズ)」は外せない一軒です。

ワシントン州を代表するワイナリーのひとつで、郊外のぶどう畑で造られたワインを、街なかのテイスティングルームで気軽に味わえるのがポイント。

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「Browne Family Vineyards」のワインがおもしろいのは、ちょっと変わった “物語” があるところ。

このワイナリーの原点には、創業者の祖父の存在があります。第二次世界大戦中、ヨーロッパでスパイ活動に携わっていた祖父は、当時から大のワイン好きだったそう。ヨーロッパで過ごした日々とともに、ワインへの情熱が家族に受け継がれていきました。その影響を強く受けた孫が立ち上げたのが、「Browne Family Vineyards」です。

自社でぶどうを栽培するのではなく、信頼できる契約ぶどう農家と組むスタイルも特徴のひとつ。
この日は、代表的な4種類をテイスティングしましたが、なかでも印象的だったのが、創業者の祖父の人生をモチーフにした「Spymaster Series」。全5種で構成されるこのシリーズは、祖父のスパイ時代を “時代ごと” にワインで表現したものです。

祖父はもともと大学でワインと法律を学んでいましたが、第二次世界大戦の勃発をきっかけにCIAの一員として活動することに。そんな人生の大きな転機や、当時の緊張感までもが、このワインのストーリーとして丁寧に落とし込まれていました。

シアトルの海そのものを味わう「テイラー・シェルフィッシュ・ファームズ」

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シアトルの海そのものを食べるような体験ができるのが、「Taylor Shellfish Farms(テイラー・シェルフィッシュ・ファームズ)」。

1890年創業、5世代にわたって続く家族経営のシーフードブランドで、ワシントン州の海岸線を隅から隅まで知り尽くした存在です。

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自社で養殖場を持ち、牡蠣だけでなくミルガイなども育てているのが大きな強み。水槽タンクからその日の素材を選べるライブ感があります。

生牡蠣は、ワシントン原産の希少な「オリンピア」をはじめとする4種ほどを食べ比べ。オレンジソースや、マヨネーズ×ライム×メープルのスイートチリ風ソースなど、遊び心のある合わせ方も楽しい!

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牡蠣以外のラインアップも印象的。やわらかく澄んだ旨みのミルガイや、ほんのりスパイスの効いたソースが合うムール貝。

甲羅に盛り付けられた名物の「OMGソース」は、蟹味噌にマヨネーズとメープルオイルを合わせた濃厚な味わいで、つい手が止まらなくなるひと品。

燻製オイスターの缶詰はお土産用にも購入できます。
蟹は養殖ではないものの、水槽には週2回新しい個体が入り鮮度は抜群。米やベイリーフ、ライムを加えた蒸気で一度スチームし、香りだけをまとわせてから冷やすことで、旨みと風味を閉じ込めているのだそう。

三日間かけて仕込むカクテルソースなど、調理の細やかさにもブランドの矜持を感じました。

シアトル発の百貨店「ノードストローム」

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1901年に一軒の靴屋からスタートした、シアトル発祥の百貨店「Nordstrom(ノードストローム)」。

今では全米を代表する高級百貨店として知られていますが、その根底にあるのは創業当時から変わらない「顧客体験を何より大切にする」姿勢。シアトル市内の店舗でも、その哲学をしっかり感じることができます。

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なかでも面白いのが、事前予約制の無料スタイリングサービス。専任スタッフが好みや用途をヒアリングし、洋服や小物をセレクトしてくれる体験で、購入は必須ではありません。

なにより、プロに選んでもらえる贅沢な体験は、海外ドラマのワンシーンのよう。アクセサリー類は$40前後で手に入るものもあり、ちょっとしたお土産にもぴったりです。
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