ライター : pomipomi

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大きい洗濯物が絡まってしまう。解決策は?【プロに教わる洗濯術vol.5】

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夏はシーツやバスタオルなどの大きな洗濯物が、すぐに乾いて嬉しい季節。しかしその一方で、通常の洗濯物と一緒にシーツを洗う際、大きな洗濯物が洗濯中に絡まってしまうのはちょっとした悩みどころですよね。

では “絡まり問題” を解消するにはどうすればよいのでしょうか。今回は「お洗濯マイスター」の大貫和泉さんに教えていただいた「夏の洗濯術vol.5」として、洗濯物が絡まらない洗い方のコツを解説します。

教えてくれた人

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お洗濯マイスター 大貫 和泉さん
ライオン株式会社で洗濯用洗剤などの製品開発・調査に約20年携わり、現在は「お洗濯マイスター」として講演などもおこなう。2児の母としての経験や研究活動を生かし、主婦・母親・女性目線で洗濯にまつわる役立つ情報を発信。

消費生活アドバイザー、繊維製品品質管理士、健康予防管理専門士などの資格を保有する。

シーツを洗う場合

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シーツがほかの洗濯物と絡まるのを防ぐには、たたんで洗濯ネットに入れるのがコツ。絡まりにくくなるだけでなく、ねじれたり引っ張られたりして生地が傷むのも防げます。

シワもつきにくくなり、干すときや畳むときの手間が軽減。仕上がりがきれいになるので気持ちよく使えますよ。

バスタオルを洗う場合

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バスタオルを洗うときは、バスタオルではなく、絡まりやすい衣類のほうを洗濯ネットに入れるのがおすすめ。ワイシャツや長袖シャツ、ズボンなどをたたみ、1枚ずつネットに入れて洗いましょう。

こうすることで絡まり防止になり、洗濯の負担をぐんと軽減できます。衣類の型くずれも抑制できて一石二鳥です。

洗濯ネットはサイズ選びに注意!

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ただし洗濯ネットのサイズ選びには注意が必要。小さすぎるネットでは洗濯物の重なり部分が多く、逆に大きすぎると中で洗濯物が丸まってしまい、どちらの場合も汚れ落ちが悪くなってしまいます。

ワイシャツや下着類・Tシャツは約30cm四方のネットに、ワンピースであれば約30×50cmのネットに1枚ずつ入れるのが理想的ですよ。

コツを押さえて夏の大もの洗いをより快適に

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洗濯物が絡まると取り出すのにひと苦労。生地が引っ張られて傷みやすくなるのも気になりますよね。

困りごとを解消したいなら、洗濯ネットを上手に使うのがポイントです。コツをマスターして、夏の大もの洗いをより快適にしましょう。
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