ライター : pomipomi

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溶けにくいのがメリット「透明氷」の作り方とは?

Photo by pomipomi

夏は冷たい麦茶やジュースに氷をたっぷりと入れて、キンキンに冷やして飲みたいですよね。ところが家庭で作る氷は白く濁ったり、すぐに溶けたりしがちで、少し物足りなさを感じませんか?

売り物のような透明で溶けにくい氷に仕上げるには、ちょっとした工夫が必要なのだそう。本記事ではその作り方を実際に試し、透明度や溶けにくさを検証したいと思います。

作り方

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お湯を沸かして粗熱を取り、容器にそそぎます。容器をタオルで包み、冷凍庫に格納して、半分くらい凍ったら、残った水を捨てます。

氷が白く濁ったり溶けやすくなったりするのは、水に含まれる不純物や空気が内部に閉じ込められてしまうため。そこで水を一度沸騰させて、空気を抜いてから冷やすのがポイントだといわれています。

また不純物は水よりも固まるスピードが遅いため、じっくりと時間をかけて凍らせ、途中で残っている水を捨てるのも透明度を高めるコツ。

手順

  1. お湯を沸かし、粗熱を取る
  2. 容器にそそぐ
  3. 容器をタオルで包み、冷凍庫に格納する
  4. 半分くらい凍ったら、残った水を捨てる

比較検証

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牛乳パックを2つ用意し、一方は水を入れて普通に冷凍、もう一方は上記の手順で凍らせました。

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画像左側は普通に凍らせた氷、右側は裏技で凍らせた氷です。ご覧の通り、透明度の差が歴然!

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濁りが一切なく、まるでお店で買ったかのような仕上がりになりました。これをアイスピックで細かくすれば、かちわり氷として使えますよ。

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透明な氷は密度が高くて結晶構造が均一なので、溶けにくいのだそう。たしかにゆっくりと溶けていくように感じました。

ドリンクに入れてもすぐに薄まらないのが嬉しいですね。

製氷皿でも検証

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製氷皿でも比較検証してみました。黒い製氷皿は普通に作った氷、白い製氷皿は裏技で作った氷です。

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牛乳パックのときと同様に、こちらも仕上がりの差が歴然。裏技で作った氷(右側)は濁りがなく、市販品さながらの透明度になりました。

透明氷はお酒を楽しむときにも大活躍♪

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氷の出番が多い夏。透明氷を常備して、冷たいドリンクをより涼しげに演出してはいかがでしょう。

作り方をマスターしておけば、お酒を楽しむときにも便利。わざわざスーパーやコンビニまで買いに行かなくて済みますよ。
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※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。

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