真夏の本気検証！昔ながらの「氷のう」が保冷グッズ界のダークホースだった

今になってなぜ？氷のうが暑さ対策に人気

Photo by 夏目ミノリ

氷のうとは、発熱時におでこに置いたり、腫れた部分にあてたりなど、体をクールダウンさせたいときに使うアイテムです。

誕生は明治時代。それまでに数々の暑さ対策グッズが登場しているにもかかわらず、2025年夏のSNSでは、氷のうに関する投稿が多く見られます。

「なぜ？」「why？」……とにかく疑問しか浮かんでこなかったので、氷のうがどれくらい暑さ対策に効果があるのかを実験しました。後半では、おしゃれに持ち歩けるおすすめの氷のうもお届けしますよ♪

口コミ・SNSの反応

保冷力がめちゃくちゃ高い！
スティックタイプはおしゃれで持ち歩きやすいね♪
持っておくだけで夏の不快感がだいぶ下がる

氷のうの実力を検証！

Photo by 夏目ミノリ

氷のうの保冷力がどれほどのものかをはかるために、保冷剤、冷凍タオル、氷のうの3つの温度を比較しました。

まずはそれぞれの温度を記録し、1時間後にどれくらい温度が変化するかを見ていきます。

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まずは保冷剤。冷凍庫から出したばかりの保冷剤の温度は9℃でした。

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冷凍タオルの温度は8℃。凍っている状態なので、保冷剤とほとんど同じ温度ですね。

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氷のうの温度は7℃。氷と水を入れてすぐに温度をはかったのですが、こんなに素早く冷たくなるんですね。実験を始める前から驚きでした。

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スタート時は3つともほとんど変わらない温度でした。はたして、時間の経過とともにどれくらい温度が変化するのでしょうか。3つとも常温に置きっぱなしにし、1時間後に温度を再計測します。

1時間後には驚きの結果に！

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1時間が経過したので、再計測します。

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常温に1時間置いた保冷剤は、やわやわ状態でした。触ってみても、ほんのり冷たいくらい。計測して出た温度は14℃で、1時間前から+5℃となりました。

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タオルは、すっかり冷たさを失っていて、ただの濡れているタオルでした。温度は19℃で、スタート時から11℃も上昇！凍らせたタオルでは、ひんやり感を持続させるのがむずかしいと分かりました。

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そして肝心の氷のうは……なんと1時間前と同じ7℃！嘘みたいな本当の話です。

結果を表にまとめました。

	スタート時	1時間後
保冷剤	9℃	14℃
冷凍タオル	8℃	19℃
氷のう	7℃	7℃

保冷剤、冷凍タオル、氷のうの3つで保冷力を比較すると、氷のうの保冷力の高さは一目瞭然です。まさか、保冷剤よりも氷のうの保冷力が高いとは思いませんでした。氷のうが暑さ対策で人気を集めているのも納得ですね。

※本記事の実験は個人がおこなったものなので、温度のはかり方や環境によっては結果が異なる可能性があることをご承知おきください。

氷のうのおすすめの使い方

Photo by 夏目ミノリ

氷のうは、柔軟性が高くどこにつけてもフィットします。発熱時のようにおでこにのせるもよし、顔にあてて毛穴の引き締めに使ってもよし。両手がふさがっていれば、筆者のように頭にのせるのもアリです。ひんやり感がダイレクトに感じられて快適です♪

出典：www.amazon.co.jp

氷のうといえば袋状のものが一般的ですが、最近はスティックタイプのおしゃれなものも登場していますよ。こちらは手に持ったり、クールダウンしたいときに首元にあてたりするのがおすすめです。

氷のうはどこで売ってる？

Photo by 夏目ミノリ

氷のうは、スーパー、ドラッグストア、100均など、さまざまな場所で販売されています。

ちなみに、筆者はセリアで購入しましたよ。ネイビー、ベージュ、カーキなど、おしゃれなカラーがたくさんありました。手軽に氷のうをゲットしたい方は、100均をチェックしてみるといいでしょう。

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ただし、セリアの氷のうは表面が結露します。気になる方は、別途カバーを用意するか、結露しにくい素材のものを選ぶのがおすすめですよ。

持っておいて損なし！セリアで買える2025年「夏の暑さ対策グッズ」おすすめ3選 - macaroni

年々夏の暑さが増している昨今。暑さ対策グッズの購入を検討している方も多いのではないでしょうか？この記事では、セリアで買える「夏の暑さ対策グッズ」おすすめ3選をご紹介。100均大好きな筆者がイチオシのアイテムをお届けします♪

通販でも購入可能

出典：rakuten.co.jp

出典：amazon.co.jp

ITEM

asics 氷のう

￥1,485〜

サイズ：S/M/L

※2025年7月20日時点価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

通販にも、いろんなサイズ・デザインの氷のうがありますよ。

おすすめは、アシックスの氷のうです。生地にブランドロゴが入っているデザインで、スポーツブランドならではのかっこよさがあります。そのうえ、ロゴには温度で文字色が変わる機能があり、冷え具合を視覚的に確認できる点も魅力的です。

また、生地には結露防止効果があるものを採用しているので、氷のうがべちゃべちゃになる心配もなく、安心して使えます。