ライター : macaroni松阪特派員 たけ

松阪市 地方活性化企業人

小さなお店に込めたこだわりとユーモア

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三重県松阪市立田町に店を構える飲食店「和食とバル 岳」。店内はシックで落ち着いた雰囲気で、席数約20席。広すぎず、ゆったりと過ごせるような空間づくりがなされている。ユニークなのは、個室が「徹子の部屋」と名付けられており、徹子人形まで設置されているという。店主の遊び心と、客を楽しませたいという気持ちが垣間見えるエピソードだ。

今回はそんなユーモアあふれる「和食とバル 岳」の店主、水谷 守さんにお話を聞いてみようと思う。

居酒屋なら自信がある

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開業当初からのコンセプトは「和の技術をベースにした居酒屋」。ディナータイムでの居酒屋スタイルを主軸に、お昼の時間帯にはランチ営業も行う二毛作の営業体制を整えた。

「なので、"フルコースの食べられるお店"は考えてませんでした。オープン時期をお約束したということで、笑。場所も松阪の中心地から外れていますし夜だけでは難しいとおもったのでランチも、と。」と語る水谷さん。

2022年12月24日クリスマスイブの日に、「岳」は静かに開業した。この日訪れた人々に提供されたのは、フルコースのディナーである。「良かったのかはわかりませんけどね」と笑うが、来店した顧客にとっても記憶に残る特別な一夜となったことだろう。約束を果たすためにスタートを切った「岳」は、水谷さんにとっても挑戦の始まりだった。

店名の由来は“家族の想い”から

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「岳」の由来について尋ねると、水谷さんは「子どもの名前の一字を取ったんです。ひねってはいないですねと照れくさそうに笑うが、これは家族への想いをかたちにしたものだ。
「いつでも子どもを感じられるように」という想いが込められており、岳は単なるビジネスではなく、家族の一部として存在しているといえる。

「特別な日」を演出する店でありたい

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「岳」のコンセプトの根底には、「お祝いの場として利用してほしい」という想いがある。誕生日や記念日など特別な日に訪れる客のために、デザートを提供する演出も用意している。店内には、あの「徹子の部屋」と名付けられた個室も用意されている。

また、車が必須な立地であることから、タクシー利用者には500円分のチケットを提供するという独自のサービスを導入しているそう。「せっかくなんで」と笑う水谷さんの言葉には、食事だけでなく“記憶に残る体験”を提供したいという姿勢が表れている。

スタッフの“リアルな推し”が信頼を生む接客スタイル

多彩なメニューを前に悩むお客様に対して、「岳」ではアルバイトスタッフが実際に試食した上で、自分の好みを元に料理をおすすめしているという。

「おすすめを聞かれても、“どれもおいしいです”じゃ伝わらない。だからスタッフには自分が食べておいしかったものを素直に伝えるようにお願いしているんです」と水谷さんは説明する。

これによってお客様との距離感も縮まりやすく、料理への信頼感も増す。メニュー数が豊富な「岳」だからこそ、「スタッフのリアルな声」が来店者の指針となっている。

伊勢・津・東員町からも—広がる「岳」ファンの輪

来店するのは会社員だけでなく、夫婦やママ友で訪れる人も少なくない。ランチタイムには地元松阪市内だけでなく、伊勢市、津市、嬉野町などからの来訪も多いという。中には東員町(桑名・四日市方面)から、1時間以上かけて訪れる顧客も存在する。

特に印象深いのは、抗がん剤治療中の方が「何を食べてもおいしく感じない中で、ここの料理だけはおいしく感じられた」と話し、再訪してくれたというエピソードだ。「ありがたい話で、すごく感動しました」としみじみと水谷さんは語ってくれた。

基本お客様にはかならず一言お声がけをして、話をするようにしているのだとか。味だけでなく「記憶に残る体験」を提供する岳の料理は、距離を超えて人を惹きつけている。

魚へのこだわり—水谷さんが貫く信条

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「この店を運営するうえで大切にしていることは?」という質問に対して語られたのは、「魚はなるべく臭みのないものを出したい」というこだわりである。素材の選定から調理方法まで、細部に気を配る姿勢がうかがえる。

熟成魚との出会いと二刀龍の影響

魚の料理技術にさらに深みを加えたのは、「熟成魚」との出会いである。後に松阪でビブグルマンを獲得する人気店「二刀龍」の店主であり、当時から料理に対する並々ならぬ情熱を持っていた料理長とともに、「大平」にて熟成魚の研究に明け暮れたという。


「どうやるんやろうって試行錯誤していたら、途中で“こんなやり方があるんか”と気づいていって。それからも自分なりに工夫を加えていきました。臭み抜きをすると、魚にねっとり感が出てくるんですよ。その舌触りが非常に良くなって、味に深みが出る。けれど、例えばマグロやカツオだと色が変わりやすくなってしまって、お客さんから『古いんじゃないか?』と思われかねないんです」と語る。

視覚と味覚のバランスをどう保つか。その試行錯誤の結果、見た目にも美しく味わい深い料理を創り出す術を掴んできた。

手間とこだわりから生み出される魚本来の味

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本来刺身の工程は「さばく」「切りつけ」「盛り付け」の3工程が主だが、「岳」では間に「血管を取る」「熟成」の2工程が追加される。血管を取る作業は小骨抜きで一つ一つ除去していく、地味で繊細な作業だ。

「他の料理店ではめんどくさ過ぎてやっているところ少ないでしょうね」とあっけらかんと笑って語る。しかしそのひと手間とこだわりが、究極の刺身を作り出している。

野菜と肉にも「自分のうまい」と思う基準で選ぶ

魚だけでなく、使用する野菜や肉に関しても、必要以上の「こだわり」は持たないという水谷さん。ただし、その中でも明確な“味の基準”は存在する。

「実際に使ってみて、自分でうまいと思えるかどうか」という基準が、料理の選定における全ての判断材料となっている。ブランド名に左右されず、あくまでも実体験と味の確信がベースにあるのが印象的である。

季節感と“その日仕入れた素材”を生かしたメニュー作り

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「季節の定番メニュー」をあえて設けず、その日の仕入れによって料理を決めるスタイルを貫いている。そのため「夏に何が人気か?」という問いにも、「食材を見ないとどうにも…覚えてなくて」と水谷さんは笑う。

「強いて言えば最近で人気だったのは、いちじくとモッツァレラと生ハムのサラダ。いちじくで作ったドレッシングが好評でした。秋には土瓶蒸しが人気ですね。」と振り返る。

しかし、その中には確かに“記憶に残る一皿”が存在し、来店者から「去年のあれが食べたい」とリクエストされることもある。こうした柔軟なメニュー展開が、リピーターを飽きさせない秘密となっている。

“看板メニュー”がない!?—それぞれの料理にファンがつく店

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鳥味噌定食:1,210円 甘辛い濃厚な味噌ダレににんにくのパンチがガツンと効いた、ご飯の進む定食。意外にも女性ファンもいるカッツリ系定食の真髄
「看板メニューは何ですか?」という質問に対し、水谷さんは「正直、まだ分からない」と率直に答えた。実際、昼は「花籠御膳」、夜は「鶏味噌」「唐揚げ」「生姜焼き」など、いずれも高い支持を得ており、どれか一つに偏るということがないという。

「どの料理にも固定のお客さんがいて、それぞれが“自分の推しメニュー”を持っている状態なんです」と水谷さん。来店するたびに同じ料理を頼む常連も多く、それが結果的にすべてのメニューに均等な人気を生むという、珍しい現象が起きている。

夜には「どれを頼んでもハズレがない」との声も多く、「意識してはいないが、結果的にそう言ってもらえるのはうれしい」と語る。このような“外れのないメニュー群”こそが、「岳」の真の看板といえるだろう。

水谷さんの料理人人生を集約した一膳

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花籠御膳:1,980円
店舗の看板ランチメニュー「花籠御膳」は、見た目の華やかさとバランスの良い内容から、老若男女を問わず支持を得ている。創業時のランチは元々これひとつしかなかったという。

「老若男女問わず人気ですね。男性一人で『花籠御膳』を注文されることもあります」と水谷さん。かつては女性客向けのイメージが強かった花籠御膳だが、今では性別を問わず多様な世代に支持される存在となっている。

ラインナップは揚げ物・煮物・刺身・小鉢とまさしくこれまでの集大成といった盛り合わせの御膳だ。これにご飯・味噌汁・お漬物がついて2000円を切るため、多くの客がこれを求めて訪れるのも納得だ。

お客の声でランチに昇格した「大人の唐揚げ」

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大人の唐揚げ定食:1,210円 大人の唐揚げ定食 極み:1320円
そんな中で、特に顧客の声が反映された一品が「大人の唐揚げ」である。当初は夜限定で提供されていたが、「お昼でも食べたい」との要望が相次ぎ、やがてランチにも登場するようになった。

「はじめは夜来てほしかったから夜限定にしていたけど、そうもいかなくなりました」と苦笑する。だが、それは裏を返せば、唐揚げの完成度と人気が本物であった証拠でもある。

看板メニュー「大人の唐揚げ」の誕生

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店舗の人気メニューとして名高い「大人の唐揚げ」には、特別なエピソードがある。かつて42号線沿いにあった「千鳥」という店で幼い頃に食べた唐揚げの味が、今も記憶に残っているという。

「どこの店行っても唐揚げって似たような味だったので、自分なりにオリジナルを作ろうと。子どもの頃に食べたあの味を再現したいと思って作ったのが『大人の唐揚げ』です」

懐かしい味を追求する中で、現在のスタイルに自然とたどり着いた。夜営業のみで提供していたが、やがて「昼でも食べたい」という客の声が増え、ランチメニューにも加えることに。今では定番メニューとして、多くの常連に親しまれている。

さらに、「極み」の名を関するメニューもある。大人の唐揚げに、すだちの皮の風味を少しまとわせた、爽やかな柑橘の香りが漂うあっさり味の唐揚げだ。

開業時の核は“チーズテリーヌ” 異色の自信作が牽引

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意外にも、水谷さんが開業時に最も自信を持っていたメニューは「チーズテリーヌ」だった。割烹や居酒屋で修行を重ねてきた料理人としては珍しい選択に見えるが、本人は「お食事屋さんにいたのにって思われるかもしれませんけどね」と話す。

筆者も「今、一番感動しています」と絶賛したほど今回の取材で特に印象深かったひと皿である。その背景には“ケーキ屋の常識”にとらわれない独自の発想があった。

グルテンフリーのチーズケーキは、偶然から生まれた人気商品

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レシピの中に一般的に入れる小麦粉を「これ、いらないんじゃないか?」という感覚で省いたことが、思いがけず「グルテンフリー」として評価された。

「たぶん、ケーキ屋さんからしたら邪道なんかもしれませんけど」と笑う。しかし、専門外だからこそ辿り着いた独自のアプローチが、結果的に新しい魅力を生み出している。また、冷凍のままでも美味しく食べられる工夫がされており、グラニュー糖をかけて炙り、キャラメリゼすることで別の味わい方も提案している。

キャラメリゼは店頭では水谷さんの手が空いている時のみ対応のレアアレンジだ。ぜひ様子を伺いながら相談してみてほしい。

全国発送にも対応していて、「皆さんにお渡しする際には、おすすめの食べ方を手紙に書いて同封しています」とのことで、配送先の人にも“店の思いやり”がしっかり届くよう工夫されている。

「岳」のデザートは、ただの“食後のおまけ”ではない。コース料理のフィナーレとして、あるいはカフェ利用のメインディッシュとしても成立する完成度を持っている。水谷氏が手間を惜しまず仕上げたこの一品は、オープン当初から多くの支持を集めていた。

中学卒業からはじまった「食」の道

水谷さんの料理人人生は、なんと中学卒業後すぐに始まった。最初に飛び込んだのは地元の居酒屋。2年8ヶ月間の勤務を経て、さらに技術を磨くために調理師学校へ。1年間専門的な知識と技術を学んだ。しかし1年間の学びを経て、次に選んだ道は意外にも「車の修理工場」だった。

「個人店なんですけど、フェラーリやランボルギーニといった高級車が普通に入ってくるような修理屋さんでした」と振り返る水谷さん。伊勢市にあったその修理工場で2年半働いたのち、松阪の佃煮屋「かね万食品」で配達の仕事に就くこと1年。やがて原点である飲食の世界へと戻ることとなる。

初期キャリアはすべて地元・松阪で

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水谷さんがこれまで働いてきた飲食店は、車の修理工場を除いてすべて松阪市内にある。食の道に戻ってきて最初の飲食店は、松阪市内の居酒屋「すゞ(すず)」。ここでの勤務は約8年と長期にわたり、料理の基礎を徹底して身につける期間だった。厨房に立ち続け、日々の業務の中で積み重ねた経験は、後の多彩な料理表現の土台となっている。

その後、水谷さんはさらに技術の幅を広げたいとの思いから、ベルタウン内の居酒屋「大平」へと職場を移す。当時、大平ではちょうど人材を募集しており、未熟ながらも新たな技術を吸収したいという強い意志が、この転職を後押しした。

特筆すべきは、大平の在籍中に出会った料理長の存在だ。

「彼は独学でイタリアンとかフレンチを学んでて、それを僕にも教えてくれたんです。大将にも色々教わりましたけど、その人から学んだり一緒に試行錯誤したことがより記憶に残っていますね。」と水谷さんは振り返る。和食を中心に据えながらも料理本や文献を読み込み貪欲に学び続ける姿勢は、水谷さんにとっても大きな刺激となった。

しかしそんな順調な大平での日々は突如終わりを告げる。大平の大将が病のため急逝されてしまったのだという。

「実百樹」で身につけた、和食の職人技と厨房の流れ

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次の道を模索していたタイミングで声をかけられたのが松阪でも名を馳せる和食の銘店「実百樹(みゆき)」だった。

「“働き口を探しているならうち来ないか”って声をかけてもらって。ぜひぜひって返事しました。今にして思えば、当時修行で居酒屋をいろいろ回っていたんですが、自分の中で料理の土台がないなと感じるようになって。基礎を固めるために、実百樹さんで働かせてもらいました」

実百樹との縁も、偶然ではない。「すゞ」での修行時代に、実百樹の大将が仕事終わりに客として足を運んでいたという。5年間勤務した実百樹では、割烹ならではの丁寧な所作や出汁の取り方、素材の扱い方を徹底的に学び直したという。まさに、料理人としての土台をしっかりと築くための期間だった。
「実百樹」では追い回し、焼き方・揚げ方を経て、煮方へと順調に経験を積んた。煮方とは、和食の世界における店舗全体の味を支える重要なポジションである。この立場を任されたことで、水谷の技術と信頼の高さがうかがえる。

一度の退職と“逆戻り” 独立のタイミングを狂わせたコロナ禍

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「実百樹」での経験が3年を過ぎた頃、水谷さんは独立を決意。自身の店を開店すべく準備を進めていた。そんな中襲いかかったのが新型コロナウイルスの感染拡大だった。飲食業界に甚大な影響を与えたこの未曽有の事態により、開業計画は一時白紙となり、再び「実百樹」へと戻る選択を余儀なくされた。
再度独立を決意するきっかけは、なんと「フルコースを出すお店やってみてよ」という知人の何気ない一言だった。「口約束のようなものだったんですけど、なんかその流れで『じゃあやるか』ってなって笑」と振り返る。
時期はコロナがようやく落ち着き始めた2022年頃。とはいえ、当時もなお「外食=気が引ける」というムードが地方には色濃く残っていた。松阪という地域性も相まって、オープンのタイミングには慎重さが求められた。

コロナ禍が導いた出店のタイミングと場所

コロナ禍で補助金の影響もあり開店休業状態の店も多く「空き店舗がない」状況が続いた。逆に選択肢が限られる中、現在の店舗を構える場所に目をつけた。それは松阪中心街から車で15分、工場や田んぼが殆どを占める、伊勢へと続く街道沿いであった。

「この辺りに本当に食べるところが少ないなと感じました。皆さんどうしてるのかなって。これならいけるかなと思って、ここに決めました」と当時の心境を振り返る。近隣には徒歩圏内で気軽に食事できる場所は乏しく、水谷さんにとっては「チャンス」と映ったのだ。

「知人と話してた時、年末ぐらいには店を開けるって安易に言っちゃったんですよね。その言葉があって、クリスマスに開けようかって流れになったんです」と笑う。口約束から始まった開店だったが、それはやがて現実となり、松阪の地に「岳」という個性的な店が誕生することになる。

多彩な経験が生む、独自の食体験

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様々なキャリアを経て、和食、居酒屋、イタリアン、フレンチといった複数ジャンルのエッセンスを融合させたスタイルが料理に色濃く表れている。

居酒屋としての気軽さに、割烹仕込みの丁寧な所作。そこへ加わるのが彼の飽くなき探究心だ。「独学で学んでいたあの料理長の背中を見てきたからこそ、僕も“枠にとらわれない和食”ができていると思います」と語る。

今回のインタビューを通して、水谷さんの持つ優しく朗らかで柔和な雰囲気の下に、職人気質のこだわりに満ちた飲食店経営の姿勢が浮き彫りになった。人に恵まれ、学ぶ機会に恵まれたこれまでの歩みが、今の「岳」の空気感と味わいを支えているのである。
和食とバル 岳
住所
〒515-0026
三重県松阪市立田町235−6
営業時間
金曜日
11:00〜14:00
17:00〜22:00
月曜日
11:00〜14:00
17:00〜21:00
火曜日
11:00〜14:00
17:00〜21:00
水曜日
定休日
木曜日
定休日
金曜日
11:00〜14:00
17:00〜22:00
土曜日
11:00〜14:00
17:00〜22:00
日曜日
11:00〜14:00
17:00〜21:00
開閉
電話番号
0598-67-2789
最寄駅
松阪駅より車で15分
支払方法
カード可 (AMEX)、電子マネー不可、QRコード決済可
平均予算
昼:1000~2000円、夜:4000~5000円
駐車場
店前5台、店舗となりに5台
席数
カウンター6席、4名掛け座敷×2、個室1部屋(4名)
チーズケーキ購入方法
InstagramのDMからお問い合わせください。
禁煙
禁煙
ランチ提供
ランチ
ディナー提供
ディナー

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