ライター : 夏目ミノリ

webライター / 斧を使う薪割り女子 / 製菓衛生師 / 調理師

バレンタインにぴったりな「むちゃうまレシピ」に注目!

Photo by 株式会社ロッテ

お菓子メーカー「LOTTE(ロッテ)」と、アニメ「ちいかわ」がコラボ!人気者同士の共演に、SNSでも多くの注目を集めています。

本キャンペーンは、ロッテのお菓子・アイスを購入することで、オリジナルちいかわグッズがゲットできるというもの。キャンペーンも魅力的ですが、公式サイトの後半で紹介されているスイーツレシピ「むちゃうまレシピ」も話題です。

本記事では、むちゃうまレシピのひとつ「ちいかわの雪見チョコ沼フォンデュ」に挑戦します。なんと、こちらのレシピは原作のワンシーンを再現しているのです。思わぬ原作登場にファンも大喜び。一体どんな仕上がりになるのか、ぜひお楽しみに♪

ちいかわの雪見チョコ沼フォンデュ

Photo by 夏目ミノリ

公式サイトに記載されている材料は、ロッテの3商品「雪見だいふく」「ガーナミルク」「トッポ」、生クリーム、チョコレートペン、お好みのフルーツです。

「トッポはいらないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、実は本レシピにおいて、トッポはとても重要な役割を担っています。ぜひ忘れずに用意してくださいね。

雪見だいふくがちいかわに大変身!

Photo by 夏目ミノリ

まず、沼となるガナッシュを用意します。

公式レシピの手順は、湯煎で溶かしたガーナミルクと、レンジで温めた生クリームを合わせるだけ。火を使わなくていいからラクチンですね♪

いきなり生クリームをチョコレートに全投入すると混ざりにくいので、少しずつ合わせていくのがおすすめですよ。

Photo by 夏目ミノリ

続いて、雪見だいふくにちいかわのイラストを描きます。

公式レシピによると、まずオーブンシートにチョコレートペンで顔パーツを作り、冷えかたまってから雪見だいふくに貼りつけるようです。予想以上に細かい作業でした。

チョコレートペンのなかには、冷えてもかたまらないソフトタイプもありますが、ここでは速乾性のものを使用してください。ソフトタイプだと、オーブンシートから顔パーツをはずせなくなってしまいますよ。「寒くてすぐにチョコレートが冷えるから、かたまらないほうがいい!」とソフトタイプを選ばないように気をつけましょう。

Photo by 夏目ミノリ

「かわいく描ける自信がない」……そんな方は、オーブンシートに油性ペンで写し絵をし、裏面をチョコレートペンでなぞれば大丈夫!画伯(笑)の筆者も、安心して挑戦できました。

次の工程です。公式レシピに「雪見だいふくに顔パーツをつけ、冷凍庫で休ませる」とあったので、顔パーツをオーブンシートから取り外してくっつけていきます。

しかし、顔パーツが雪見だいふくにくっつかないという緊急トラブルが発生!お餅のくっつき防止としてまぶされている粉が、すさまじい防御力を発揮していました。

思わぬ事態にうろたえる筆者。ひとまず、雪見だいふくの上に顔パーツをポンポンと置くだけにしてその場をやりすごしました。

Photo by 夏目ミノリ

器に雪見だいふくをセットし、まわりにゆっくりとガナッシュを注いでいけば完成です!

ちいかわが「それ以上入れないで……!」と慌てているように見えて、なんだかかわいらしいですね。

かわいさも沼感も「もうちょっと」

Photo by 夏目ミノリ

公式レシピ通りの作り方で完成しました!

なんとなく「助けてー!」というちいかわの声が聞こえてきそうですね。助けてあげたいような、いっそのこと溺れさせたいような……なんともいえない気持ちになりました。

Photo by 夏目ミノリ

ここで登場するのがトッポです!

実は、原作でもちいかわがチョコレートの沼に落ち、仲間たちが棒で助けようとする姿が描かれています。トッポはまさにそのお助け棒。ただチョコレートにディップして楽しむためだけではなかったようです。

SNSでも「まさかの原作再現!?」「トッポがここで活躍するのか、納得」とファンを喜ばせています。

Photo by 夏目ミノリ

フルーツも用意して、たっぷりとチョコレートの沼を味わいましょう♪

所要時間は約1時間。工程自体は少ないですが、むずかしいと感じたポイントがたくさんありました。

失敗ポイント

  1. 雪見だいふく上側の直径は約4cmと狭いため、小さな顔パーツを描くのがむずかしかった
  2. 雪見だいふくにチョコレートパーツがつかなかった
  3. 顔パーツ配置時、フラットな面を上にしたため不安定な仕上がりになった
  4. ガナッシュの量と器のサイズが合わず、ほどよい沼感が出なかった

もっとかわいく溺れてもらうためにリベンジ!

「溺れて焦るちいかわをもっとかわいく作りたい!」

謎の欲求に駆られた筆者は、もう一度チャレンジすることにしました。クオリティを上げられるように工夫した点と併せて、2回目の再現レポをします。

失敗をひとつひとつ改善

Photo by 夏目ミノリ

まずはガナッシュ作りです。

1回目は、筆者が持っていた器とガナッシュの量が合わず、ちいかわをかわいく溺れさせられませんでした。そこで2回目は、公式レシピにある分量の1.5倍で挑戦してみます!

Photo by 夏目ミノリ

ちいかわの顔パーツは、チョコレートペンではなくコルネで作りました。

コルネとは、ケーキのメッセージプレートに文字や模様を描くときに使うペンです。市販のチョコレートペンより細い線が出るので、1回目より顔パーツが作りやすくなりました。コルネの作り方・使い方は記事の最後に紹介するので、ぜひ挑戦してみてくださいね♪

コルネでイラストを描き、冷えかたまったら雪見だいふくに接着。パーツを置きたい部分の粉をはらい、水をつけてパーツをつけました。完璧にはくっつきませんでしたが、必要以上にさわらなければ大丈夫です!

ちなみに、雪見だいふくに直接イラストを描くのはおすすめしません。チョコレートが雪見だいふくに触れた瞬間に冷えかたまるので、きれいに描くのがむずかしいです。

「時間をかけたくないから、直接描きたい」……そんな方は、冷えかたまらないソフトタイプのチョコレートペンでチャレンジしてみてくださいね。

Photo by 夏目ミノリ

雪見だいふくを器に入れ、まわりにそっとガナッシュを注ぎます。ちいかわの顔にかからないように、そーっとそーっと……。

完全に沈まない程度でストップし、雪見だいふくの縁に軽くガナッシュをかけて、ぶくぶくっと溺れている雰囲気を演出しました。

Photo by 夏目ミノリ

汗を描きたして、焦り感じさせる表情にしたら完成です♪
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