さばのみそ煮
「さばのみそ煮」のレシピと作り方を動画でご紹介します。ふっくら柔らかく仕上げる下処理のコツがポイント。甘辛い味噌ダレがしっかり染み込み、香ばしく焼いたねぎと一緒に楽しむ和食の定番おかずです。 2025年4月16日 更新
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さばの味噌煮がおいしく仕上がるポイント!
- 霜降りは忘れずに!
熱湯をかけることで臭みの原因となる血合いやぬめりを落とします。熱湯に入れすぎると火が入りすぎて身が硬くなるので、表面が白くなったらすぐ氷水に移してください。 - 冷水でやさしく洗う!
皮目に切り込みを入れることで、皮がやぶれにくく、味がしっかり染み込みます。切り込みが深すぎると崩れやすくなるため、皮だけを切るイメージで浅く入れましょう。 - みそは最後に入れる!
みそは風味が飛びやすいため、最後に加えて仕上げてください。
作り方
1
しょうがの半量を皮をむいて千切りに、残りを皮付きのまま薄切りにします。
※しょうが1片は親指第一関節くらいの大きさが目安です。
しょうがは皮には臭みを軽減する成分が多く含まれているので、輪切りしょうがは皮付きのまま使用してください。
しょうががない場合は、チューブのすりおろししょうがでも代用可能です。小さじ1杯程度使用してください。
2
長ねぎは斜めに切り込みを入れて5cm幅に切ります。
3
さばは小骨を取り除きます。
※骨は抜かなくても問題ないですが、口当たりがよくなります。
骨抜きがない場合は大きめのピンセットや小さめのペンチでも代用可能です。
4
半分に切り、皮目に十字の切り込みを入れます。
※さばの皮は破れやすいので、先に切り込みを入れると皮が破れにくく、煮くずれも防いでくれます。
5
ザルにさばを並べます。
※皮目を上にして並べてください。ザルにくっついて破れやすくなってしまいます。
6
鍋に湯を沸かし、ザルごとサバを入れて縁がまるまったら、すぐに氷水につけます。
※霜降りにすることで、余分な脂と生臭さを落とします。
7
ぬめりや血合いを洗い流し、水気を拭き取ります。
※このとき皮が破れやすいのでやさしく洗ってくださいね。
8
鍋にサラダ油を引いて中火で熱し、長ねぎを並べて焼き色がつくまで焼いて、一度取り出します。
9
鍋に酒、水を入れてひと煮立ちさせ、みりん・砂糖を加えて溶かします。
※酒・みりんはアルコールを飛ばすため、砂糖は浸透しにくいので先に入れてください。
10
さばの皮目を上にして並べ入れ、しょうがを加えます。
11
アクが出る場合は取り除き、クッキングシートで落し蓋をして中火で5分煮込みます。
※崩れやすいので、軽いクッキングシートやアルミホイルで落とし蓋をしてください
12
みそ大さじ2杯を煮汁で溶き、しょうゆ・ねぎを入れて再度煮立ったら火を弱め、5分煮ます。
※だまになってしまうので、しっかり溶かしてください。
※みそやしょうゆを入れてから長時間煮込むと身が固くなるので、5分程度短めに煮てください。
13
最後にみそ大さじ1杯を溶き入れたら、器に盛り付けます。
※みそは長時間煮込むと香りが飛んでしまうので、最後にも加えることで、みその風味が際立ちますよ。
14
器に盛り、しょうがの千切りをトッピングしたら完成です。
アレンジ・トッピング例
- コチュジャンでピリ辛味噌煮に
合わせみその一部(小さじ1〜2杯程度)をコチュジャンに変えると、ピリ辛でごはんが進む韓国風のさば味噌煮に。仕上げに白ごまや小ねぎをふると相性◎ - 田舎風の根菜入りみそ煮
一緒に大根やごぼうなどの根菜を加えて煮込むと、ボリューム満点の一品に。さばの旨みが野菜にしみて絶品です。 - とろろ昆布を乗せて風味UP
盛りつけた上にとろろ昆布を少量のせると、磯の香りが加わってさらに味わい深くなります。
よくある質問
A. 粗熱が取れたら、清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存します。保存期間は冷蔵2~3日を目安にお早めにお召し上がりください。また、環境によって保存期間に差が出る場合があります。匂いや味、色、食感が少しでもおかしいと感じたら食べるのをやめてください。