昆布だしの作り方

【材料】
・水……1L
・乾燥昆布……10g

【作り方】
1. 鍋に水と乾燥昆布を入れて30分ほど漬けておく
2. 鍋を中火にかける
3. 沸騰直前になったら火を止めて、乾燥昆布を取り出せば完成

昆布だしをより簡単に作りたいなら、水に2時間以上漬けておくだけの「水出し」もあります。逆に、より丁寧に旨みを引き出したいときは、弱火にかけて煮立たないように40分ほどかけて煮出す方法が最適です。

時間に余裕があるときには、ぜひじっくり煮出す方法も試してみてくださいね。

椎茸だしの作り方

【材料】
・水……1L
・干し椎茸……4〜5枚

【作り方】
1. 干し椎茸を水で洗う
2. 容器に水とかさを上向きにした椎茸を入れる
3. ラップか蓋をして冷蔵庫に入れる
4. 12〜24時間程度置いたら完成

干し椎茸に含まれる旨み成分の「グアニル酸」は、煮出すと減ってしまうため、じっくり低温で時間をかけて水出しするのがコツ。甘みのある濃厚なだしを作りましょう。寝る前に冷蔵庫に入れておけば、翌日使えるのでおすすめです。

料理別のほんだし®代用法

ほんだし®の代用品を使う場合、料理によってどのように使い分けたらいいのか悩む人は多いはず。調理法別に、どのような代用品を使用すればいいのかを詳しく見ていきましょう。

スープ・味噌汁での代用品

スープや味噌汁を作りたいときにほんだし®がないなら、白だしや昆布茶を代用品として使ってみてください。

白だしは、ほんだし®と同じ鰹節がベースになっているため、味噌汁のだしとして代用できます。ただし、塩分が強いので入れる味噌の量に注意しましょう。白だしは、白だし1つで味が決まるので、スープの味付けに使うのが最適です。お好きな具材と水、白だしを火にかければ簡単にひと品が完成しますよ。

また、昆布茶も味噌汁やスープを作るときにほんだし®の代用品になります。ほんだし®と違い、鰹節ではなく昆布の旨みが凝縮しただしなので、肉や魚介と相性がいいです。豚汁や魚介スープを作るときに代用するとおいしく仕上がるでしょう。白だしと同じように、ほんだし®よりも塩分が強いので、少量だけ使うようにしてくださいね。

煮物・炒め物での代用品

煮物を作るときには、代用品としてめんつゆがとても重宝します。めんつゆには、だしだけでなく醤油やみりんも含まれているので、そのまま使うだけで味が決まるでしょう。料理に合わせて薄める倍率が違うので、商品パッケージをよく確認してくださいね。

また、炒め物をする際には昆布茶を少量入れると隠し味になってとてもおいしく仕上がります。ある程度具材に火が通ってからふりかけて使いましょう。味が決まらないときにぜひ使ってみてください。

ほかにも白だしは、煮物だけでなく炒め物にも使えます。味が濃いので使う量に注意しながら入れましょう。

鍋物やおでんでの代用品

鍋を作るときには、昆布茶や、鰹節・昆布・椎茸などでとっただしが便利です。やさしい味わいで野菜や肉、魚介の旨みを引き出してくれます。寄せ鍋を作るなら、鰹節や昆布、昆布茶などの魚介ベースのだしがおすすめ。やさしくて旨みのある深い味わいにしたいなら、昆布と椎茸の合わせだしがいいでしょう。

おでんを作るときにはうどんスープの素が最適です。うどんスープの素は、そのまま水に溶かすだけでおいしいおでんが完成します。ほんのり甘みを感じる味わいなので、スープまで飲み干したくなるでしょう。
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