10月中旬の時候の挨拶

・銀杏の葉が金色に染まりはじめる頃、お変わりなくお過ごしのことと存じます。
・菊花薫る季節、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
・秋の夜長の時季となりました。
・キンモクセイの香りに四季の移ろいを感じる今日この頃です。
・紅葉の折、〇〇様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
・空が澄み清々しい秋を感じる頃となりました。
・秋風が吹き渡る季節となりました。
・秋晴れに鰯雲が流れる頃となりました。ご家族の皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか。
・木々の色づきに秋の深まりを感じる頃となりましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
・暦の上では霜降となり、肌寒さを感じる季節となりました。
・菊花の香りゆかしいこの時季、お健やかにお過ごしのことと存じます。
・虫の音に深まる秋を感じる頃となりましたが、お元気でいらっしゃいますか。
・北からは紅葉の便りが届く季節となりました。いかがお過ごしでしょうか。
・街路樹も日ごとに色づきを増しており、深まる秋を感じます。
・高く澄みきった空に、心も晴れ晴れとするこの頃、〇〇様には笑顔が広がる毎日をお過ごしのことと存じます。
・金木犀の甘く爽やかな香りが漂いはじめました。いかがお過ごしでしょうか。

10月下旬の時候の挨拶

・秋も深まり、木々が色づき始める季節となりました。
・秋の長雨が降る季節となりました。
・錦秋のみぎり、いつも格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
・紅葉が錦のように色鮮やかな頃となりました。
・日足はすっかり短くなり、秋風の冷たさを感じる季節となりました。
・秋が深まり木々が紅葉する時期を迎えました。
・秋も深まり肌寒くなってまいりました。
・天高く馬肥ゆる秋、ますますご壮健のことと拝察いたします。
・金木犀の香りが漂う頃となりました。すっかりご無沙汰しておりますが、お元気でご活躍のことと存じます。
・秋も日一日と深まり、夜長の頃となりました。その後、お変わりございませんでしょうか。
・黄金色の街路樹が、美しく彩る季節となりました。
・木々の葉も鮮やかに色づいてきました。皆様お変わりなくお過ごしですか。
・秋寒の候、皆様におかれましては、一段とご壮健のこととお慶び申し上げます。
・いよいよ秋も深まり夜寒を覚えるこの頃、ご多忙の毎日と伺っておりますがお風邪など召されていませんか。
・朝晩はだいぶ涼しく感じられるようになりました。
・色彩あふれる紅葉の美しさに心弾む季節となりました。
・ひと雨ごとに秋の深まりを感じる季節、お変わりなくお過ごしでしょうか。

美しい秋らしさを表現しながら、10月の時候の挨拶を作成しよう

10月は、季節の変わり目による気候の変化が落ち着き、穏やかな天気や晴れの日を楽しめるシーズンです。時候の挨拶では相手の体調を気遣う表現が定番ですが、10月の場合は気候の変化による危惧ではなく、「変わりなく過ごせているか」や「穏やかな気候と同じように健康に過ごせているか」などを意識して書き出してみましょう。

手紙のルールを守った文体や、思いやりにあふれた時候の挨拶では、相手への感謝や敬愛の気持ちが伝わります。親しき間柄におけるやり取りでも、ぜひ日本語の美しさを生かした時候の挨拶を取り入れましょう。
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