ライター : china0515

フードアナリスト2級

「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2024」が開催!

Photo by グループ・アラン・デュカス株式会社

2024年9月20日(金)~10月14日(月・祝)の25日間、国内最大級のフランス料理イベント「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2024」が開催!

北海道から沖縄まで約500店以上のフレンチレストランにて、特別価格で有名レストランガイドの星獲得店やメディアで人気のシェフたちによるフレンチを気軽に楽しめる、食欲の秋にぴったりなグルメイベントです。

ひと足先に実施されたメディア向け発表会に、筆者も参加してきました。発表会のようすに加え、本イベントの魅力をたっぷりとご紹介します。

全国500店舗以上で実施。フレンチの魅力に触れる人気イベント

Photo by グループ・アラン・デュカス株式会社

同イベントでは『地元の生産農家さんを応援したい』というシェフの声をもとに、「日本の食文化を応援!トレ・ボン日本のテロワール」をイベントのキーワードに掲げ、和食材を取り入れたフレンチのコースを全国のレストランにて特別価格で楽しめます。

今年の料理のテーマは、シェフが得意とするひと皿「スペシャリテ」。シェフのこだわりやメッセージが込められた各店自慢のスペシャリテを味わえますよ。

発表会では全国の参加レストラン「北海道」「青森」「東京」「福井」「兵庫」「沖縄」のエリアから選ばれた今年注目の “フォーカスシェフ7名” が登場し、シェフの「スペシャリテ」がお披露目されました。

発表会にはイベントアンバサダーの森 泉さんも登場!

Photo by グループ・アラン・デュカス株式会社

さらに、発表会ではパリ社交界デビューから20年を迎えたイベントアンバサダーの森 泉さんも登場!フォーカスシェフたちの「スペシャリテ」のお披露目について「本当に華やかで、素材もいろいろなものが使われていて、意外な組み合わせも含めていい刺激を受けました」とのこと。

本イベントではお子さんの初めてのレストラン体験を応援する食育イベントもあり、「食育はママ森(祖母の森英恵さん)の教えを実践しています。毎週日曜日はママ森の料理を食べていて、素材の味を生かした、味付けもシンプルな料理を食べていました。外食ではフレンチを楽しむこともあったので、メリハリを意識していたんだと思います」とコメント。

イベント最後は「これから食欲の秋ですし、こんな素敵なイベントがあるので、新しいお店に行って開拓してみるのもいいんじゃないでしょうか」と話し、イベントを締めくくりました。

注目のひと品をピックアップ!

※掲載写真の料理は試食用サイズです

Photo by china0515

(左)MOSS OKINAWA「Bouillon de légume 薬膳×琉球」/(右)ターブル ド レヴール「道南 昆布締めユクのロティ グランヴヌールソース」
北海道の「Table de reveur(ターブル ド レヴール)」の伊藤有輝シェフが手がけるスペシャリテ「道南 昆布締めユクのロティ グランヴヌールソース」は道南南茅部の真昆布と函館のブランド鹿「函鹿」を使ったひと皿。

住民族であるアイヌ民族が食べていた木の実「シケレペ」と、和食の調理技術である昆布締めを参考に鹿肉を調理した、道南でしか味わえない料理です。

沖縄県「MOSS OKINAWA」の中村 寿之シェフのスペシャリテは「Bouillon de légume 薬膳×琉球」。琉球食材とフランス料理を融合させた「和琉ようさい」をテーマとした新しい食体験ができます。宮古島の素潜り漁師、高田さんの鮮魚に注目した、新鮮でおいしい料理を楽しめますよ。

Photo by china0515

(左上)ナチュラム「万吉どん玉葱のムースと白烏賊マッシュルーム」/(左下)メゾン マルノウチ「鹿のパテアンクルート ブーダンノワール フォアグラ マスタードマヨネーズ」/(右)ラル「福井甘海老と鴨のタルタル」
東京「naturam(ナチュラム)」の杉浦和哉シェフが手がけるスペシャリテは「万吉どん玉葱のムースと白烏賊、マッシュルーム」。日本の四季をテーマに生産者や器作り手の思いを大切にしながら、食材の端材を活用するなどサステナブルな取り組みも大切にされています。

「メゾンマルノウチ」のラウル・サヴィシェフによるスペシャリテは「鹿のパテアンクルート ブーダンノワール フォアグラ マスタードマヨネーズ」。ヨーロッパでは鹿肉は冬の食材とされているところ、日本では一年を通して手に入るのだそう。特に春や秋の食材と鹿肉を合わせた料理は日本ならではの稀少な楽しみ方だといいます。

「サーフ&ターフ」をテーマに、海と大地の恵みをひと皿で表現した料理が魅力の福井県「LULL(ラル)」の高橋勇斗シェフのスペシャリテは「福井甘海老と鴨のタルタル」。甘酒とバジルの香りでカモや甘えびの旨みを引き立てます。

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(左)神戸北野テラス「カニサラダ」/(右)レストラン カシー「レストランカシーのブイヤベース」
兵庫県の「神戸北野テラス」山口優貴シェフのスペシャリテは「カニサラダ」。トマトやアボカドなどとともに蟹の旨みを楽しめます。日本の旬の食材を使って仕上げるフランス料理を堪能できますよ。

塩谷魚店やはやし農園のカシスなど青森県の食材のおいしさを体験できる青森県の「レストラン カシー」。草野晋輔シェフによるスペシャリテ「レストランカシーのブイヤベース」は市内の塩谷魚店の鮮魚の魚の旨みを存分に味わえます。

フランス料理をもっと知りたくなる!食欲の秋にぴったりなグルメイベント

「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2024」に参加するレストランは、いずれも魅力の詰まったお店ばかり。敷居の高いイメージも強いフランス料理ですが、そんな壁をなくすような気軽に参加しやすいイベントです。

公式サイトでは簡単にお店を検索して探すこともできます。この機会に近所のフランス料理店に足を運んでみるのもいいかも。

開催概要

開催期間2024年9月20日(金)~10月14日(月・祝)25日間
開催場所全国の参加フレンチレストラン500店以上、各店舗で特別コースを提供
予約2024年8月27日(火)午前10時~
公式サイトにて一般向けオンライン予約スタート
※レストランへ直接電話予約も可能
※掲載商品の情報は公開時点のものです。掲載内容に変更がある場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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